DCAM_IDPROP_BINNING
分類 読み取り/書き込みモード 値の型 説明
|
このプロパティでは、ビニングのモードを設定することができます。カメラは、以下の値の一部または全てをサポートしています: |
DCAMPROP_BINNING__1 |
"1x1" |
このビニングは1x1です。 |
DCAMPROP_BINNING__2 |
"2x2 |
このビニングは2x2です。 |
DCAMPROP_BINNING__4 |
"4x4" |
このビニングは4x4です。 |
DCAMPROP_BINNING__8 |
"8x8" |
このビニングは8x8です。 |
DCAMPROP_BINNING__16 |
"16x16" |
このビニングは16x16です。 |
DCAMPROP_BINNING__1_2 |
"1x2" |
このビニングは1x2です。 |
DCAMPROP_BINNING__2_4 |
"2x4" |
このビニングは2x4です。 |
|
もし、DCAM_IDPROP_BINNING_INDEPENDENTプロパティが"ON"に設定された場合、この値は無視され、DCAM_IDPROP_BINNING_HORZまたは、DCAMIDPROP_BINNING_VERTがビニングの設定に使用されます。 |
参照
DCAM_IDPROP_BINNING_HORZ
分類 読み取り/書き込みモード 値の型 説明
|
このプロパティは水平方向のビニングを設定することができます。このプロパティは、DCAM_IDPROP_BINNING_INDEPENDENTが使用可能で"ON"に設定されている場合のみ有効です。 |
参照
DCAM_IDPROP_BINNING_INDEPENDENT
DCAM_IDPROP_BINNING_INDEPENDENT
分類 読み取り/書き込みモード 値の型 説明
|
このプロパティは、ビニングモードの"common"または、"independent"が選択できます。 |
DCAMPROP_MODE__OFF |
"OFF" |
independentビニングモードはoffです。水平、垂直の両ビニングは同じ値になり、DCAM_IDPROP_BINNINGで設定されます。 |
DCAMPROP_MODE__ON |
"ON" |
independentビニングモードはonです。水平と垂直のビニングは独立していて、DCAM_IDPROP_BINNING_HORZと、DCAM_IDPROP_BINNING_VERTで設定できます。 |
参照
DCAM_IDPROP_BINNING_VERT
分類 読み取り/書き込みモード 値の型 説明
|
このプロパティは垂直方向のビニングを設定することができます。このプロパティは、DCAM_IDPROP_BINNING_INDEPENDENTが使用可能で"ON"に設定されている場合のみ有効です。 |
参照
DCAM_IDPROP_BITSPERCHANNEL
DCAM_IDPROP_BITSPERCHANNEL
分類 読み取り/書き込みモード 値の型 説明
|
このプロパティは、チャンネルのビットレンジを設定できます。デバイスは、下の一つまたは複数をサポートしています。 |
DCAMPROP_BITSPERCHANNEL__8 |
8 |
チャンネルのデータレンジは、8ビットです。 |
DCAMPROP_BITSPERCHANNEL__10 |
10 |
チャンネルのデータレンジは、10ビットです。 |
DCAMPROP_BITSPERCHANNEL__12 |
12 |
チャンネルのデータレンジは、12ビットです。 |
DCAMPROP_BITSPERCHANNEL__14 |
14 |
チャンネルのデータレンジは、14ビットです。 |
DCAMPROP_BITSPERCHANNEL__16 |
16 |
チャンネルのデータレンジは、16ビットです。 |
|
この値は、チャンネルあたりのデータレンジです。ピクセルあたりの値ではありません。DCAM_IDPROP_IMAGE_PIXELTYPEプロパティは、ピクセルあたりのデータレンジに使用できます。 |
参照
DCAM_IDPROP_BUFFER_FRAMEBYTES
DCAM_IDPROP_BUFFER_FRAMEBYTES (4.0-)
分類 読み取り/書き込みモード 値の型 説明
|
このプロパティは、dcambuf_attach()を使用するときに確保するべきバッファのサイズを返します。 |
参照
DCAM_IDPROP_BUFFER_PIXELTYPE
DCAM_IDPROP_BUFFER_PIXELTYPE (4.0-)
分類 読み取り/書き込みモード 値の型 説明
|
このプロパティは、アタッチバッファのデータタイプを返します。このプロパティは、dcambuf_attach()を呼ぶ前は意味がありません。ピクセルのデータフォーマットはdcambuf_attach()の中で決まるからです。 |
DCAM_PIXELTYPE_MONO8 |
“MONO8” |
ピクセルのフォーマットはB/Wで、1バイト使用します。 |
DCAM_PIXELTYPE_MONO16 |
“MONO16” |
ピクセルのフォーマットはB/Wで、2バイト使用します。 |
DCAM_PIXELTYPE_MONO12 |
“MONO12” |
ピクセルフォーマットはBWで、2つのピクセルがパックされています。2つのピクセルで3バイト使用します。 |
DCAM_PIXELTYPE_RGB24 |
“RGB24” |
ピクセルフォーマットはRGBで、3バイト使用します。 |
DCAM_PIXELTYPE_RGB48 |
“RGB48” |
ピクセルフォーマットはRGBで、6バイト使用します。 |
DCAM_PIXELTYPE_BGR24 |
“BGR24” |
ピクセルフォーマットはBGRで、3バイト使用します。 |
DCAM_PIXELTYPE_BGR48 |
“BGR48” |
ピクセルフォーマットはBGRで、6バイト使用します。 |
参照
DCAM_IDPROP_BUFFER_ROWBYTES
DCAM_IDPROP_BUFFER_ROWBYTES (4.0-)
分類 読み取り/書き込みモード 値の型 説明
|
このプロパティは、アタッチされたバッファの1行のバイト数を返します。 このプロパティは、dcambuf_attach()を呼ぶまで意味がありません。なぜなら、1行のバイト数はdcambuf_attach()の中で決まるからです。 |
参照
DCAM_IDPROP_BUFFER_TOPOFFSETBYTES
DCAM_IDPROP_BUFFER_TOPOFFSETBYTES (4.0-)
分類 読み取り/書き込みモード 値の型 説明
|
dcambuf_attach()を使用するとき“不必要なデータ”が実際の画像データの前にあることがあります。このプロパティで何バイトが不必要なのか知ることができます。 |
参照
DCAM_IDPROP_BURIEDDATA_MODE
DCAM_IDPROP_BURIEDDATA_MODE
分類
|
Calibration and correction |
読み取り/書き込みモード 値の型 説明
|
このプロパティは画像にデータを埋め込むかどうかを設定できます。 |
DCAMPROP_MODE__OFF |
"OFF" |
データは画像の一部に埋め込まれません。 |
DCAMPROP_MODE__ON |
"ON" |
画像の一部にデータが埋め込まれて出力されます。 |
参照
DCAM_IDPROP_CALIBREGION_HPOS
DCAM_IDPROP_CALIBREGION_HPOS
分類 読み取り/書き込みモード 値の型 説明
|
このプロパティはcalibratedされる最初の水平アドレスを設定できます。これは配列です。 |
参照
DCAM_IDPROP_CALIBREGION_HSIZE
DCAM_IDPROP_CALIBREGION_HSIZE
分類 読み取り/書き込みモード 値の型 説明
|
このプロパティはキャリブレーションされる領域の水平サイズを設定できます。これは配列です。 |
参照
DCAM_IDPROP_CALIBREGION_MODE
DCAM_IDPROP_CALIBREGION_MODE
分類 読み取り/書き込みモード 値の型 説明
|
このプロパティはどの領域をcalibrateしたいか決めることができます。このプロパティは下記のどれかの値を持ちます: |
DCAMPROP_MODE__OFF |
“OFF” |
領域はキャリブレーションに使用されません。 |
DCAMPROP_MODE__ON |
“ON” |
領域はキャリブレーションに使用されます。 |
参照
DCAM_IDPROP_CAMERASTATUS_CALIBRATION
DCAM_IDPROP_CAMERASTATUS_CALIBRATION
分類 読み取り/書き込みモード 値の型 説明
|
このプロパティはキャリブレーションに関するカメラの状態を返します。このプロパティはcalibrationの間だけ有効になります。 |
DCAMPROP_CAMERASTATUS_CALIBRATION__DONE |
"DONE" |
キャリブレーションは終了しました。 |
DCAMPROP_CAMERASTATUS_CALIBRATION__NOTYET |
"NOT YET" |
キャリブレーションはまだ終了していません。 |
DCAMPROP_CAMERASTATUS_CALIBRATION__NOTRIGGER |
"NO TRIGGER" |
トリガが来ません。トリガの発信元とケーブル接続を確認してください。 |
DCAMPROP_CAMERASTATUS_CALIBRATION__TOOFREQUENTTRIGGER |
"TOO FREQUENT TRIGGER" |
トリガの頻度が高すぎます。カメラは現在のトリガの頻度では動作できません。 |
DCAMPROP_CAMERASTATUS_CALIBRATION__OUTOFADJUSTABLERANGE |
"OUT OF ADJUSTABLE RANGE" |
強度が調整範囲を超えています。光源かスピードを調整してください。 |
DCAMPROP_CAMERASTATUS_CALIBRATION__UNSUITABLETABLE |
"UNSUITABLE TABLE" |
キャリブレーションテーブルが不適切です。 |
参照
DCAM_IDPROP_CAMERASTATUS_INTENSITY
DCAM_IDPROP_CAMERASTATUS_INTENSITY
分類 読み取り/書き込みモード 値の型 説明
|
このプロパティはキャリブレーション中のカメラインテンシティについて返します。 |
DCAMPROP_CAMERASTATUS_INTENSITY__GOOD |
"GOOD" |
インテンシティは良好です。 |
DCAMPROP_CAMERASTATUS_INTENSITY__TOODARK |
"TOO DARK" |
インテンシティは暗すぎます。 |
DCAMPROP_CAMERASTATUS_INTENSITY__TOOBRIGHT |
"TOO BRIGHT" |
インテンシティは明るすぎます。 |
DCAMPROP_CAMERASTATUS_INTENSITY__UNCARE |
"UNCARE" |
キャリブレーションは実行されていません。 |
参照
DCAM_IDPROP_CCDMODE
分類 読み取り/書き込みモード 値の型 説明
|
このプロパティはセンサの出力ポートを指定できます。この値は下記のいずれかになります: |
DCAMPROP_CCDMODE__NORMALCCD |
" NORMAL CCD" |
画像データは、ノーマルリードアウトポートから出力されます。 |
DCAMPROP_CCDMODE__EMCCD |
"EM CCD" |
画像データは、EMリードアウトポートから出力されます。 |
|
このプロパティが無い場合は、デバイスはリードアウトポートを一つしか持っていません。この値をEM CCDに設定した場合、DCAM_IDPROP_SENSITIVITYが出力画像に影響します。 |
参照
DCAM_IDPROP_CAPTUREMODE
分類 読み取り/書き込みモード 値の型 説明
|
このプロパティはカメラのキャプチャモードを設定できます。下記の値が定義されています: |
DCAMPROP_CAPTUREMODE__NORMAL |
“NORMAL” |
カメラはノーマル画像を出力します。 |
DCAMPROP_CAPTUREMODE__DARKCALIB |
“DARK CALIBRATION” |
カメラはダークキャリブレーションデータを出力します。 |
DCAMPROP_CAPTUREMODE__SHADINGCALIB |
“SHADING CALIBRATION” |
カメラはシェーディングキャリブレーションデータを出力します。 |
DCAMPROP_CAPTUREMODE__TAPGAINCALIB |
“TAP GAIN CALIBRATION” |
カメラはそれぞれのタップのゲインをキャリブレーションします。 |
DCAMPROP_CAPTUREMODE__BACKFOCUSCALIB |
“BACK FOCUS CALIBRATION” |
カメラはバックフォーカスポジションをキャリブレーションします。 |
|
バックグランドサブトラクション、シェーディングコレクション、タップゲインキャリブレーションまたはバックフォーカスキャリブレーションを使用する場合、この値を変更する必要があります。ある補正方法をしようする前に適切なキャプチャモードで画像を取得することが重要です。キャリブレーションが終了したことを待つためにDCAM_EVENT_CAPTUREENDが使用できます。カメラがタップゲインキャリブレーションをサポートしている場合、これを使うのが良いです。X-rayラインセンサ、TDIカメラがこれをサポートしています。カメラがバックフォーカスキャリブレーションをサポートしている場合、これを使うのが良いです。ORCA-D2がこれをサポートしています。dark calibrationを新しいバックグランド画像を取り込む前に使用してください。shading calibrationを新しいシェーディング画像を取り込む前に使用してください。 |
参照
DCAM_IDPROP_COLORTYPE
分類 読み取り/書き込みモード 値の型 説明
|
このプロパティは、カラータイプを指定することができます。通常この値は固定されています。しかしいくつかのカメラは変更することができます。 |
DCAMPROP_COLORTYPE__BW |
"BW" |
カメラのカラータイプは白黒です。 |
DCAMPROP_COLORTYPE__RGB |
"RGB" |
カメラのカラータイプはRGBです。カラーの順番は、R、G、Bです。 |
DCAMPROP_COLORTYPE__BGR |
"BGR" |
カメラのカラータイプはRGBです。カラーの順番は、B、G、Rです。 |
参照
DCAM_IDPROP_CONTRASTGAIN
分類 読み取り/書き込みモード 値の型 説明
|
このプロパティはコントラストゲインの設定をすることができます。ほとんどのカメラは、この機能をLONGでサポートしています。しかし、もしDCAM_IDPROP_DIRECTGAINがサポートされている場合はREALになります。 |
参照
DCAM_IDPROP_CONTRASTOFFSET
DCAM_IDPROP_CONTRASTOFFSET
分類 読み取り/書き込みモード 値の型 説明
|
このプロパティは、コントラストオフセットを設定することができます。 |
参照
DCAM_IDPROP_CONVERSIONFACTOR_COEFF
DCAM_IDPROP_CONVERSIONFACTOR_COEFF
分類 読み取り/書き込みモード 値の型 説明
|
このプロパティは現在の変換係数の係数値を返します。 |
参照
DCAM_IDPROP_CONVERSIONFACTOR_OFFSET
DCAM_IDPROP_CONVERSIONFACTOR_OFFSET
分類 読み取り/書き込みモード 値の型 説明
|
このプロパティは現在の変換係数のオフセット値を返します。 |
参照
DCAM_IDPROP_DARKCALIB_SAMPLES
DCAM_IDPROP_DARKCALIB_SAMPLES
分類
|
Calibration and correction |
読み取り/書き込みモード 値の型 説明
|
このプロパティはダークキャリブレーションのサンプル数を設定できます。もしSENSORタイプがAREAであった場合、サンプル単位はフレームになります。もしSENSORタイプがLINE/TDIであった場合、サンプル単位はラインになります。 |
参照
DCAM_IDPROP_DARKCALIB_STABLEMAXINTENSITY
DCAM_IDPROP_DARKCALIB_STABLEMAXINTENSITY
分類
|
Calibration and correction |
読み取り/書き込みモード 値の型 説明
|
このプロパティはダークキャリブレーションで許容される最大値を設定できます。もし、この設定された値よりも大きい値が合った場合、ダークキャリブレーションのプロセスはデータを捨てます。 |
参照
DCAM_IDPROP_DARKCALIB_STABLESAMPLES
DCAM_IDPROP_DARKCALIB_STABLESAMPLES
分類
|
Calibration and correction |
読み取り/書き込みモード 値の型 説明
|
このプロパティはダーク補正用のデータを取得する際に、最小連続安定サンプル数を指定します。 つまり、ダーク補正用のデータとして採用されるのは、安定したサンプルが本プロパティで指定されたライン数以上連続したときです。 ここで言う、安定したサンプルとは、DCAM_IDPROP_DARKCALIB_STABLEMAXINTENSITYのようなプロパティの条件を満たすデータです。 例えばDCAM_IDPROP_DARKCALIB_STABLEMAXINTENSITYの場合、カメラからの出力値がこの値を超えていると、そのラインは安定したサンプルとは認められません。 つまり、DCAM_IDPROP_DARKCALIB_STABLEMAXINTENSITYに、その最大値を設定した場合、どのような入力データを入力しても、すべて安定したサンプルとして認められることになり、本プロパティで設定したサンプル数を取得することでダーク補正用のデータの取得が完了します。
|
参照
DCAM_IDPROP_DEFECTCORRECT_HPOS
DCAM_IDPROP_DEFECTCORRECT_HPOS
分類
|
Calibration and correction |
読み取り/書き込みモード 値の型 説明
|
このプロパティは強制的に補正したい画素データの水平ポジションを設定できます。補正方法はDCAM_IDPROP_DEFECTCORRECT_METHODで指定されます。 このプロパティはARRAYです。DCAM_IDPROP_NUMBEROF_DEFECTCORRECTを使用して、補正対象とする画素数を設定できます。
|
参照
DCAM_IDPROP_DEFECTCORRECT_METHOD
DCAM_IDPROP_DEFECTCORRECT_METHOD
分類
|
Calibration and correction |
読み取り/書き込みモード 値の型 説明
|
このプロパティは、DCAM_IDPROP_DEFECTCORRECT_HPOSで指定された画素をどのように補正するか設定できます。下記の方法が選択できます。 |
DEFECTCORRECT_METHOD__CEILING |
"CEILING" |
最も明るい値を出力する。 |
DEFECTCORRECT_METHOD__PREVIOUS |
"PREVIOUS " |
一つ前の画素と同じ値を出力する。 |
|
このプロパティはARRAYです。これらのいくつかのプロパティをDCAM_IDPROP_NUMBEROF_DEFECTCORRECTで有効にできます。 |
参照
DCAM_IDPROP_DEFECTCORRECT_MODE
DCAM_IDPROP_DEFECTCORRECT_MODE
分類
|
Calibration and correction |
読み取り/書き込みモード 値の型 説明
|
このプロパティは欠陥補正を有効にすることができます。下記の値を選択できます。 |
DCAMPROP_MODE__OFF |
"OFF" |
DEFECTCORRECTは無効です。 |
DCAMPROP_MODE__ON |
"ON" |
DEFECTCORRECTは有効です。 |
|
補正する画素の数は、DCAM_IDPROP_NUMBEROF_DEFECTCORRECTで指定できます。 |
参照
DCAM_IDPROP_DEVICEBUFFER_FRAMECOUNTMAX
DCAM_IDPROP_DEVICEBUFFER_FRAMECOUNTMAX
分類 読み取り/書き込みモード 値の型 説明
|
このプロパティは、デバイスがデバイスメモリに保持することができる最大フレーム数を返します。 |
参照
DCAM_IDPROP_DEVICEBUFFER_MODE
DCAM_IDPROP_DEVICEBUFFER_MODE
分類 読み取り/書き込みモード 値の型 説明
|
このプロパティは、デバイスバッファの制御方法を指定します。一部のカメラはデバイスメモリを所持しており、Snap 取り込みの終了時に取りこぼしが発生したフレームを自動的に再転送する機能があります。 このプロパティは以下のいずれかの値をとります: |
DCAMPROP_DEVICEBUFFER_MODE__THRU |
"THRU" |
デバイスはデバイスメモリの画像データを保持しません。 |
DCAMPROP_DEVICEBUFFER_MODE__SNAPSHOT |
"SNAPSHOT" |
デバイスは指定された枚数の画像データをデバイスメモリに保持し、Snap 取り込みの終了時に取りこぼしたフレームの再転送を行います。ただし Snap 取り込みを途中で停止した場合、それまでに取りこぼしたフレームの再転送は行いません。 |
DCAMPROP_DEVICEBUFFER_MODE__SNAPSHOTEX |
"SNAPSHOTEX" |
デバイスは指定された枚数の画像データをデバイスメモリに保持し、Snap 取り込みの終了時に取りこぼしたフレームの再転送を行います。Snap 取り込みを途中で停止した場合にも、それまでに取りこぼしたフレームがあれば再転送を行います。 |
参照
DCAM_IDPROP_DIGITALBINNING_HORZ
DCAM_IDPROP_DIGITALBINNING_HORZ
分類 読み取り/書き込みモード 値の型 説明
|
このプロパティはカメラのデジタルビニングのモードを指定できます。下記の値が定義されています: |
|
1 |
出力データは圧縮されません。 |
|
2 |
出力データは、水平2画素が1画素に圧縮されます。 |
|
圧縮方法はDCAM_IDPROP_DIGITALBINNING_METHODで選択できます。 |
参照
DCAM_IDPROP_DIGITALBINNING_METHOD
DCAM_IDPROP_DIGITALBINNING_METHOD
分類 読み取り/書き込みモード 値の型 説明
|
このプロパティはデジタルビニングの方法を選択できます。下記の値が定義されています: |
DCAMPROP_DIGITALBINNING_METHOD__MINIMUM |
"MINIMUM" |
出力データは低輝度値です。 |
DCAMPROP_DIGITALBINNING_METHOD__MAXIMUM |
"MAXIMUM" |
出力データは高輝度値です。 |
DCAMPROP_DIGITALBINNING_METHOD__ODD |
"ODD" |
出力データは水平の奇数番目のデータです。 |
DCAMPROP_DIGITALBINNING_METHOD__EVEN |
"EVEN" |
出力データは水平の偶数番目のデータです。 |
DCAMPROP_DIGITALBINNING_METHOD__SUM |
"SUM" |
出力データは2つの合計値です。 |
DCAMPROP_DIGITALBINNING_METHOD__AVERAGE |
"AVERAGE" |
出力データは2つの平均値です。 |
|
このプロパティはDCAM_IDPROP_DIGITALBINNING_HPOSが1より大きいときに有効になります。 |
参照
DCAM_IDPROP_DIRECTEMGAIN_MODE
DCAM_IDPROP_DIRECTEMGAIN_MODE
分類 読み取り/書き込みモード 値の型 説明
|
このプロパティを使うと、DCAM_IDPROP_SENSITIVITYで、相対値の変わりに絶対値を設定することができます。このプロパティは下記の値を取ることができます: |
DCAMPROP_MODE__OFF |
"OFF" |
DCAM_IDPROP_SENSITIVITYは、相対値です。 |
DCAMPROP_MODE__ON |
"ON" |
DCAM_IDPROP_SENSITIVITYは、絶対値です。 |
|
このプロパティを“ON”に設定すると、DCAM_IDPROP_SENSITIVITYによって与えられる値は実際のEMゲインの増倍値になります。 例えば、現在のEMゲインの増倍が4xで、ユーザーはこの値を10倍にしたいとき、DCAM_IDPROP_SENSITIVITYに40と設定することで40xのゲインに設定することができます。 DCAM_IDPROP_SENSITIVITYの最大値と最小値も絶対値になります。
|
参照
DCAM_IDPROP_DIRECTGAIN_MODE
DCAM_IDPROP_DIRECTGAIN_MODE
分類 読み取り/書き込みモード 値の型 説明
|
このプロパティを使うと、DCAM_IDPROP_CONTRASTGAINで、相対値の変わりに絶対値を設定することができます。このプロパティは下記の値を取ることができます: |
DCAMPROP_MODE__OFF |
"OFF" |
DCAM_IDPROP_CONTRASTGAINは、相対値です。 |
DCAMPROP_MODE__ON |
"ON" |
DCAM_IDPROP_CONTRASTGAINは、絶対値です。 |
参照
DCAM_IDPROP_EMCCD_CALIBRATIONMODE
DCAM_IDPROP_EMCCD_CALIBRATIONMODE
分類 読み取り/書き込みモード 値の型 説明
|
このプロパティは、EM-CCDセンサの特別なリードアウトモードを設定できます。このプロパティは下記の値を取ることができます: |
DCAMPROP_MODE__OFF |
"OFF" |
EMキャリブレーションモードはOFFです。 |
DCAMPROP_MODE__ON |
"ON" |
EMキャリブレーションモードはONです。 |
|
このプロパティが“ON”に設定されると、EM出力は増幅されません。これは、EMゲインキャリブレーションの準備です。これは、DCAM_IDPROP_SENSITIVITYが有効でないことを意味します。このプロパティは、DCAM_IDPROP_CCDMODEが、DCAMPROP_CCDMODE__EMCCDに設定されているときだけ有効になります。 |
参照
DCAM_IDPROP_EMGAINPROTECT_AFTERFRAMES
DCAM_IDPROP_EMGAINPROTECT_AFTERFRAMES
分類 読み取り/書き込みモード 値の型 説明
|
このプロパティは、EM warningの状態がWARNINGになってから何フレームEM Gainプロテクションが働くか設定できます。 このプロパティは、DCAM_IDPROP_CCDMODEが、DCAMPROP_CCDMODE__EMCCDに設定され、DCAM_IDPROP_EMGAINPROTECT_MODEが、ONのときだけ有効になります。
|
参照
DCAM_IDPROP_EMGAINPROTECT_MODE
DCAM_IDPROP_EMGAINPROTECT_MODE
分類 読み取り/書き込みモード 値の型 説明
|
このプロパティは、EM Gain protectionのon/offを設定できます。このプロパティは下記の値を取ります: |
DCAMPROP_MODE__OFF |
"OFF" |
EM Gain protectionは無効です。 |
DCAMPROP_MODE__ON |
"ON" |
EM Gain protectionは有効です。 |
|
このプロパティが“ON”に設定されていると、EM Gain protectionが働いているときは出力が0になります。復帰するには、dcamcap_stop()を使って画像取得を止める必要があります。 |
参照
DCAM_IDPROP_EMGAINWARNING_ALARM
DCAM_IDPROP_EMGAINWARNING_ALARM
分類 読み取り/書き込みモード 値の型 説明
|
このプロパティを使用すると、EMゲイン警告アラーム機能のONとOFFを切り替えできます。このプロパティは以下のいずれかの値を取ります: |
DCAMPROP_MODE__OFF |
"OFF" |
EMゲイン警告アラーム機能がOFFです。 |
DCAMPROP_MODE__ON |
"ON" |
EMゲイン警告アラーム機能がONです。 |
|
このプロパティがONの場合、入力輝度がEM-CCDセンサの警告レベルにあるとき、アラームが作動します。 警告レベルは、DCAM_IDPROP_EMGAINWARNING_LEVELによって変わります。 |
|
このプロパティは、DCAM_IDPROP_EMGAINPROTECT_MODEが、ONに設定され、DCAMPROP_CCDMODE__EMCCDに設定されているときだけ有効です。 |
参照
DCAM_IDPROP_EMGAINWARNING_LEVEL
DCAM_IDPROP_EMGAINWARNING_LEVEL
分類 読み取り/書き込みモード 値の型 説明
|
このプロパティは、EM-CCDセンサのEM Gain Warningレベルを設定できます。この値が大きいと、少ない入力光で警告を出すことができます。 |
|
このプロパティは、DCAM_IDPROP_CCDMODEを、DCAMPROP_CCDMODE__EMCCDに設定したときだけ有効になります。 |
参照
DCAM_IDPROP_EMGAINWARNING_STATUS
DCAM_IDPROP_EMGAINWARNING_STATUS
分類 読み取り/書き込みモード 値の型 説明
|
このプロパティは、EM-Gain warningの状態を取得できます。いくつかのEM-CCDカメラは、入力光の強さを調べて、もし強すぎた場合、この値を使って警告します: |
DCAMPRP_EMGAINWARNING_STATUS__NORMAL |
"NORMAL" |
入力光は十分に弱いです。 |
DCAMPRP_EMGAINWARNING_STATUS__WARNING |
"WARNING" |
入力光は強すぎます。しかし、まだプロテクトが始動する枚数に達していません。 |
DCAMPRP_EMGAINWARNING_STATUS__PROTECTED |
"PROTECTED" |
入力光が強すぎたため、EM Gainはプロテクトされました。 |
|
このプロパティは、DCAM_IDRPOP_CCDMODEが、DCAMPROP_CCDMODE__EMCCDに設定されているときのみ有効です。 |
参照
DCAM_IDPROP_EXPOSURETIME
分類 読み取り/書き込みモード 値の型 説明
|
このプロパティは、露光時間を秒単位で設定できます。 |
|
この値はカメラによってさまざまなステップを持ちます。例えば、C13440-22C CMOSカメラは、全てのレンジにおいて10usのステップを持ちます。 |
|
アプリケーションは、dcamprop_queryvalue()で、DCAM_OPTION_NEXTを指定することにより、正確な値を得ることができます。 |
|
いくつかのRGBカメラは、このプロパティでチャンネルをサポートしています。 |
参照
DCAM_IDPROP_EXPOSURETIME_CONTROL
DCAM_IDPROP_EXPOSURETIME_CONTROL
分類 読み取り/書き込みモード 値の型 説明
|
このプロパティは露光時間の制御方法を変更できます: |
DCAMPROP_MODE__OFF |
"OFF" |
露光時間は現在のフレームレートで最長の時間に設定されます。 |
DCAMPROP_MODE__ON |
"ON" |
露光時間はDCAM_IDPROP_EXPOSUREによって設定されます。 |
参照
DCAM_IDPROP_FRAMEAVERAGINGFRAMES
DCAM_IDPROP_FRAMEAVERAGINGFRAMES
分類 読み取り/書き込みモード 値の型 説明
|
このプロパティはフレームアベレージ機能のフレーム数を設定するために使用します。このプロパティはDCAM_IDPROP_FRAMEAVERAGINGMODEが、DCAMPROP_MODE__ONに設定されているときだけ有効です。 |
参照
DCAM_IDPROP_FRAMEAVERAGINGMODE
DCAM_IDPROP_FRAMEAVERAGINGMODE
分類 読み取り/書き込みモード 値の型 説明
|
このプロパティはフレームアベレージモードを有効にするために使用します。 |
DCAMPROP_MODE__OFF |
"OFF" |
FRAME AVERAGINGはOFFになります。 |
DCAMPROP_MODE__ON |
"ON" |
FRAME AVERAGINGはONになります。 |
|
フレーム数はDCAM_IDPROP_FRAMEAVERAGINGFRAMESで設定します。 |
参照
DCAM_IDPROP_FRAMEBUNDLE_FRAMESTEPBYTES
DCAM_IDPROP_FRAMEBUNDLE_FRAMESTEPBYTES
分類 読み取り/書き込みモード 値の型 説明
|
このプロパティはフレームバンドルされたデータの中でフレームの先頭から次のフレームの先頭に移動するためのオフセットサイズを返します。 |
参照
DCAM_IDPROP_FRAMEBUNDLE_MODE
DCAM_IDPROP_FRAMEBUNDLE_MODE
分類 読み取り/書き込みモード 値の型 説明
|
このプロパティはフレームバンドルモードを有効にするために使用します。 |
DCAMPROP_MODE__OFF |
"OFF" |
フレームはバンドルされません。 |
DCAMPROP_MODE__ON |
"ON" |
フレームはバンドルされます。 |
参照
DCAM_IDPROP_FRAMEBUNDLE_NUMBER
DCAM_IDPROP_FRAMEBUNDLE_NUMBER
分類 読み取り/書き込みモード 値の型 説明
|
このプロパティは何フレームバンドルするか設定できます。 |
参照
DCAM_IDPROP_FRAMEBUNDLE_ROWBYTES
DCAM_IDPROP_FRAMEBUNDLE_ROWBYTES
分類 読み取り/書き込みモード 値の型 説明
|
このプロパティは、フレームバンドル中のrowbytesを返します。 |
参照
DCAM_IDPROP_FRAMESTAMP_PRODUCER
DCAM_IDPROP_FRAMESTAMP_PRODUCER (4.0-)
分類 読み取り/書き込みモード 値の型 説明
|
このプロパティは、FRAMESTAMPがどこで付けられているかを返します。このプロパティは下記のいずれかの値を取ります: |
DCAMPROP_FRAMESTAMP_PRODUCER__NONE |
"NONE" |
FRAMESTAMPは、現在の環境下ではサポートされていません。 |
DCAMPROP_FRAMESTAMP_PRODUCER__DCAMMODULE |
"DCAMMODULE" |
FRAMESTAMPは、DCAMによって付けられます。 |
DCAMPROP_FRAMESTAMP_PRODUCER__KERNELDRIVER |
"KERNELDRIVER" |
FRAMESTAMPはカーネルドライバによって付けられます。 |
DCAMPROP_FRAMESTAMP_PRODUCER__CAPTUREDEVICE |
"CAPTUREDEVICE" |
FRAMESTAMPは、フレームグラバによって付けられます。 |
DCAMPROP_FRAMESTAMP_PRODUCER__IMAGINGDEVICE |
"IMAGINGDEVICE" |
FRAMESTAMPは、カメラによって付けられます。 |
参照
DCAM_IDPROP_FIRSTTRIGGER_BEHAVIOR
DCAM_IDPROP_FIRSTTRIGGER_BEHAVIOR
分類 読み取り/書き込みモード 値の型 説明
|
このプロパティは、dcamcap_start()後に最初に来るトリガに対する振る舞いを設定または取得できます。 |
DCAMPROP_FIRSTTRIGGER_BEHAVIOR__STARTEXPOSURE |
"START EXPOSURE" |
カメラは最初のトリガで露光を開始します。最初のフレームは、トリガを受け付けてから露光を開始します。 |
DCAMPROP_FIRSTTRIGGER_BEHAVIOR__STARTREADOUT |
"START READOUT" |
カメラは最初のトリガによって読み出しを開始します。最初の画像は、dcamcap_start()と最初のトリガ間の露光を含みます。 |
|
カメラがこのプロパティをサポートしている場合、トリガモードがSTARTまたは、SYNCREADOUTに設定されているときにEFFECTIVEになります。それ以外のトリガモードでは、EFFECTIVEではありません。 |
参照
DCAM_IDPROP_HIGHDYNAMICRANGE_MODE
DCAM_IDPROP_HIGHDYNAMICRANGE_MODE
分類 読み取り/書き込みモード 値の型 説明
|
このプロパティは、ハイダイナミックレンジモードを有効または無効にできます。有効のときは、DCAM_IDPROP_CONTRASTGAINは無視されます。 |
DCAMPROP_MODE__OFF |
"OFF" |
ハイダイナミックレンジモードはOFFです。 |
DCAMPROP_MODE__ON |
"ON" |
ハイダイナミックレンジモードはONです。 |
参照
DCAM_IDPROP_HOTPIXELCORRECT_LEVEL
DCAM_IDPROP_HOTPIXELCORRECT_LEVEL
分類
|
Calibration and correction |
読み取り/書き込みモード 値の型 説明
|
このプロパティは、欠陥補正のレベルを選択できます。このプロパティは、DCAM_IDPROP_DEFECTCORRECT_MODEが有効で"ON"に設定されているときだけ有効になります。 |
DCAMPROP_HOTPIXELCORRECT_LEVEL__STANDARD |
"STANDARD" |
欠陥補正レベルはstandardです。 |
DCAMPROP_HOTPIXELCORRECT_LEVEL__MINIMUM |
"MINIMUM" |
欠陥補正レベルはminimumです。欠陥画素として識別される画素数は少なくなります。 |
DCAMPROP_HOTPIXELCORRECT_LEVEL__AGGRESSIVE |
"AGGRESSIVE" |
欠陥補正レベルはaggressiveです。欠陥画素として識別される画素数は多くなります。 |
参照
DCAM_IDPROP_IMAGEBLOCK_ACTUALXPOS
DCAM_IDPROP_IMAGEBLOCK_ACTUALXPOS
分類 読み取り/書き込みモード 値の型 説明
|
センサが千鳥配置されたカメラで、実空間上でのセンサの左端位置をピクセル単位で返します。一番左のセンサが基準となり、値が0になります。このプロパティは各センサの情報を取得するためにARRAYプロパティです。 |
参照
DCAM_IDPROP_IMAGEBLOCK_ACTUALXSIZE
DCAM_IDPROP_IMAGEBLOCK_ACTUALXSIZE
分類 読み取り/書き込みモード 値の型 説明
|
センサが千鳥配置されたカメラで、センサの水平方向のピクセル数を返します。このプロパティは各センサの情報を取得するためにARRAYプロパティです。 |
参照
DCAM_IDPROP_IMAGEBLOCK_ACTUALYPOS
DCAM_IDPROP_IMAGEBLOCK_ACTUALYPOS
分類 読み取り/書き込みモード 値の型 説明
|
センサが千鳥配置されたカメラで、実空間上でのセンサの先頭ラインの位置をピクセル単位で返します。一番上に位置するセンサの値を0にして、基準とします。このプロパティは各センサの情報を取得するためにARRAYプロパティです。 |
参照
DCAM_IDPROP_IMAGEBLOCK_ACTUALYSIZE
DCAM_IDPROP_IMAGEBLOCK_ACTUALYSIZE
分類 読み取り/書き込みモード 値の型 説明
|
センサが千鳥配置されたカメラで、センサの垂直方向のピクセル数を返します。このプロパティは各センサの情報を取得するためにARRAYプロパティです。 |
参照
DCAM_IDPROP_IMAGEBLOCK_FIRSTBYTESOFFSET
DCAM_IDPROP_IMAGEBLOCK_FIRSTBYTESOFFSET
分類 読み取り/書き込みモード 値の型 説明
|
センサが千鳥配置されたカメラで、出力されたデータでセンサの先頭となる位置をバイトで返します。このプロパティは各センサの情報を取得するためにARRAYプロパティです。 |
参照
DCAM_IDPROP_IMAGEBLOCK_OVERLAPLEFTSIZE
DCAM_IDPROP_IMAGEBLOCK_OVERLAPLEFTSIZE
分類 読み取り/書き込みモード 値の型 説明
|
センサが千鳥配置されたカメラで、センサの左端が前のセンサと重なっているピクセル数を返します。このプロパティは各センサの情報を取得するためにARRAYプロパティです。 |
参照
DCAM_IDPROP_IMAGEDETECTOR_PIXELHEIGHT
DCAM_IDPROP_IMAGEDETECTOR_PIXELHEIGHT (4.0-)
DCAM_IDPROP_IMAGEDETECTOR_PIXELNUMHORZ
DCAM_IDPROP_IMAGEDETECTOR_PIXELNUMHORZ (4.0-)
分類 読み取り/書き込みモード 値の型 説明
|
このプロパティは、イメージセンサの水平方向のピクセル数を返します。 |
参照
DCAM_IDPROP_IMAGEDETECTOR_PIXELNUMVERT
DCAM_IDPROP_IMAGEDETECTOR_PIXELNUMVERT (4.0-)
分類 読み取り/書き込みモード 値の型 説明
|
このプロパティは、イメージセンサの垂直方向のピクセル数を返します。 |
参照
DCAM_IDPROP_IMAGEDETECTOR_PIXELWIDTH
DCAM_IDPROP_IMAGEDETECTOR_PIXELWIDTH (4.0-)
DCAM_IDPROP_IMAGE_CAMERASTAMP
DCAM_IDPROP_IMAGE_CAMERASTAMP (4.0-)
分類 読み取り/書き込みモード 値の型 説明
|
このプロパティは、画像データの中のCAMERASTAMPの値を変更できます。CAMERASTAMPの値は、DCAMBUF_FRAME構造体の"camerastamp member"で得ることができます。 |
参照
DCAM_IDPROP_IMAGE_FRAMEBYTES
DCAM_IDPROP_IMAGE_FRAMEBYTES
分類 読み取り/書き込みモード 値の型 説明
|
このプロパティは1枚の画像を入れるために必要なバイト数を返します。 |
参照
DCAM_IDPROP_IMAGE_HEIGHT
分類 読み取り/書き込みモード 値の型 説明
|
このプロパティは、現在のプロパティの設定に基づく画像の縦の画素数を返します。 |
参照
DCAM_IDPROP_IMAGE_PIXELTYPE
DCAM_IDPROP_IMAGE_PIXELTYPE
分類 読み取り/書き込みモード 値の型 説明
|
このプロパティは、画素のデータフォーマットを選択できます。値は、DCAM_PIXELTYPEで定義されています。 |
DCAM_PIXELTYPE_MONO8 |
"MONO8" |
画素のフォーマットはB/Wで1バイトです。 |
DCAM_PIXELTYPE_MONO16 |
"MONO16" |
画素のフォーマットはB/Wで2バイトです。 |
DCAM_PIXELTYPE_RGB24 |
"RGB24" |
画素のフォーマットはRGBで3バイトです。 |
DCAM_PIXELTYPE_RGB48 |
"RGB48" |
画素のフォーマットはRGBで6バイトです。 |
DCAM_PIXELTYPE_BGR24 |
"BGR24" |
画素のフォーマットはBGRで3バイトです。 |
DCAM_PIXELTYPE_BGR48 |
"BGR48" |
画素のフォーマットはBGRで6バイトです。 |
参照
DCAM_IDPROP_IMAGE_ROWBYTES
DCAM_IDPROP_IMAGE_ROWBYTES
分類 読み取り/書き込みモード 値の型 説明
|
このプロパティは、次の行にアクセスするために横一行のバイトサイズを返します。 |
参照
DCAM_IDPROP_IMAGE_TOPOFFSETBYTES
DCAM_IDPROP_IMAGE_TOPOFFSETBYTES
分類 読み取り/書き込みモード 値の型 説明
|
このプロパティは画像の最初のデータを指定するためのオフセットバイト数を返します。通常この値は0です。 |
参照
DCAM_IDPROP_IMAGE_WIDTH
分類 読み取り/書き込みモード 値の型 説明
|
このプロパティは現在のプロパティ設定に基づく横方向の画素数を返します。 |
参照
DCAM_IDPROP_INTENSITYLUT_BLACKCLIP
DCAM_IDPROP_INTENSITYLUT_BLACKCLIP
分類 読み取り/書き込みモード 値の型 説明
|
このプロパティは、DCAM_IDPROP_INTENSITYLUT_MODEでのDCAMPROP_INTENSITYLUT_MODE__CLIPの最低レベルを設定できます。この値よりも小さかった場合、これで指定した値に上げられます。 |
参照
DCAM_IDPROP_INTENSITYLUT_MODE
DCAM_IDPROP_INTENSITYLUT_MODE
分類 読み取り/書き込みモード 値の型 説明
|
このプロパティはINTENSITY LUTの状態を指定します。 |
DCAMPROP_INTENSITYLUT_MODE__THROUGH |
"THROUGH" |
LUTは使用されません。 |
DCAMPROP_INTENSITYLUT_MODE__PAGE |
"PAGE" |
LUTは、DCAM_IDPROP_INTENSITYLUT_PAGEで指定されたテーブルが適用されます。 |
DCAMPROP_INTENSITYLUT_MODE__CLIP |
"CLIP" |
出力は、DCAM_IDPROP_INTENSITYLUT_BLACKCLIPと、WHITECLIPで制限されます。 |
参照
DCAM_IDPROP_INTENSITYLUT_PAGE
DCAM_IDPROP_INTENSITYLUT_PAGE
分類 読み取り/書き込みモード 値の型 説明
|
このプロパティは、LUTのページを選択できます。このプロパティは、DCAM_IDPROP_INTENSITYLUT_MODEが使用可能で"ON"に設定されているときだけ有効です。 |
参照
DCAM_IDPROP_INTENSITYLUT_WHITECLIP
DCAM_IDPROP_INTENSITYLUT_WHITECLIP
分類 読み取り/書き込みモード 値の型 説明
|
このプロパティは、DCAM_IDPROP_INTENSITYLUT_MODEでのDCAMPROP_INTENSITYLUT_MODE__CLIPの最高レベルを設定できます。この値よりも大きかった場合、これで指定した値に下げられます。 |
参照
DCAM_IDPROP_INTERFRAMEALU_ENABLE
DCAM_IDPROP_INTERFRAMEALU_ENABLE
分類 読み取り/書き込みモード 値の型 説明
|
このプロパティは、インターフレームALUを有効または無効にできます。このプロパティは、下記のいずれかの値を取ります: |
DCAMPROP_INTERFRAMEALU_ENABLE__OFF |
"OFF" |
インターフレームALUは、どのトリガ設定でも無効です。 |
DCAMPROP_INTERFRAMEALU_ENABLE__TRIGGERSOURCE_ALL |
"TRIGGER SOURCE ALL" |
インターフレームALUは、どのトリガ設定でも有効です。 |
DCAMPROP_INTERFRAMEALU_ENABLE__TRIGGERSOURCE_INTERNAL |
"TRIGGER SOURCE INTERNAL ONLY" |
インターフレームALUは、トリガがインターナルのときだけ有効です。 |
参照
DCAM_IDPROP_INTERNAL_FRAMEINTERVAL
DCAM_IDPROP_INTERNAL_FRAMEINTERVAL
分類 読み取り/書き込みモード 値の型 説明
|
このプロパティは2つのフレーム間の時間を返します。この値を設定できるデバイスもあります。 |
参照
DCAM_IDPROP_INTERNALFRAMERATE
DCAM_IDPROP_INTERNALFRAMERATE
分類 読み取り/書き込みモード 値の型 説明
|
このプロパティは、カメラが1秒間に出力するフレーム数を返します。この値が設定できるデバイスもあります。 |
参照
DCAM_IDPROP_INTERNALLINERATE
DCAM_IDPROP_INTERNALLINERATE
分類 読み取り/書き込みモード 値の型 説明
|
このプロパティは、センサ上で1秒間にシフトしたライン数を返します。この値を設定できるデバイスもあります。 |
参照
DCAM_IDPROP_INTERNAL_LINEINTERVAL
DCAM_IDPROP_INTERNAL_LINEINTERVAL
分類 読み取り/書き込みモード 値の型 説明
|
このプロパティは、2ラインの時間差を返します。DCAMPROP_SENSORMODE__TDIまたは、DCAMPROP_SENSORMODE__TDI_EXTENDEDは、縦のシフト間の時間です。DCAMPROP_SENSORMODE__PROGRESSIVEは、2ラインの読み出し間の時間です。いくつかのデバイスでこれが設定できます。 |
参照
DCAM_IDPROP_INTERNALLINESPEED
DCAM_IDPROP_INTERNALLINESPEED
分類 読み取り/書き込みモード 値の型 説明
|
このプロパティはセンサのスピードを返します。DCAMPROP_SENSORMODE__TDIまたは、DCAMPROP_SENSORMODE__TDI_EXTENDEDは、縦のシフト時間を意味します。DCAMPROP_SENSORMODE__PROGRESSIVEは、縦の読み出しスピードを意味します。いくつかのデバイスでこれが設定できます。 |
参照
DCAM_IDPROP_INTERNALLINERATE_CONTROL
DCAM_IDPROP_INTERNALLINERATE_CONTROL
分類 読み取り/書き込みモード 値の型 説明
|
このプロパティは、露光時間とラインレートが個別設定できるカメラにおいて、露光時間とラインレートの振る舞いを設定または取得できます。このプロパティは以下のいずれかの値をとります: |
DCAMPROP_INTERNALLINERATE_CONTROL__SYNC_EXPOSURE |
"SYNC EXPOSURE" |
露光時間とラインレートの設定が同期します。 |
DCAMPROP_INTERNALLINERATE_CONTROL__PRIORITIZE_LINERATE |
"PRIORITIZE LINERATE" |
露光時間よりラインレートの優先順位が高くなります。露光時間の最大値がラインレートの設定によって制限を受けます。 |
DCAMPROP_INTERNALLINERATE_CONTROL__PRIORITIZE_EXPOSURETIME |
"PRIORITIZE EXPOSURETIME" |
ラインレートより露光時間の優先順位が高くなります。ラインレートの最大値が露光時間の設定によって制限を受けます。 |
参照
DCAM_IDPROP_INTERNALTRIGGER_HANDLING
DCAM_IDPROP_INTERNALTRIGGER_HANDLING
分類 読み取り/書き込みモード 値の型 説明
|
このプロパティは、露光時間のレンジやフレームハンドリングを設定できます。いくつかのデバイスでこのプロパティを設定できます。 |
|
このプロパティは、TRIGGER SOURCE INTERNALモードの振る舞いを選択できます。このプロパティは以下のいずれかの値を取ります: |
DCAMPROP_INTERNALTRIGGER_HANDLING__SHORTEREXPOSURETIME |
"SHORTER EXPOSURE TIME" |
露光時間をフレームの読み出し時間より短く設定できますが、フレームレートは遅くなります。 |
DCAMPROP_INTERNALTRIGGER_HANDLING__FASTERFRAMERATE |
"FASTER FRAME RATE" |
フレームレートは上のモードよりも速くなります。しかし、露光時間はフレームの読み出し時間と同じか、それより長くなります。 |
DCAMPROP_INTERNALTRIGGER_HANDLING__ABANDONWRONGFRAME |
"ABANDON WRONG FRAME" |
カメラから来たデータが壊れていた場合、DCAMはそのフレームを捨てます。 |
DCAMPROP_INTERNALTRIGGER_HANDLING__BURSTMODE |
"BURST MODE" |
DCAMはカメラから来たデータをそのまま転送します。 |
参照
DCAM_IDPROP_LIGHTMODE
分類 読み取り/書き込みモード 値の型 説明
|
このプロパティは、センサが"Low Light"モードで動作するか、"High Light"モードで動作するか設定できます: |
DCAMPROP_LIGHTMODE__LOWLIGHT |
LOW LIGHT |
暗いシグナル向けの設定です。 |
DCAMPROP_LIGHTMODE__HIGHLIGHT |
"HIGH LIGHT" |
明るいシグナル向けの設定です。 |
参照
DCAM_IDPROP_MASKREGION_HPOS
DCAM_IDPROP_MASKREGION_HPOS
分類 読み取り/書き込みモード 値の型 説明
|
このプロパティはマスク領域の水平方向のスタートアドレスを指定できます。この値はARRAYです。 |
参照
DCAM_IDPROP_MASKREGION_HSIZE
DCAM_IDPROP_MASKREGION_HSIZE
分類 読み取り/書き込みモード 値の型 説明
|
このプロパティはマスク領域の水平方向のサイズを指定できます。この値はARRAYです。 |
参照
DCAM_IDPROP_MASTERPULSE_BURSTTIMES
DCAM_IDPROP_MASTERPULSE_BURSTTIMES
分類 読み取り/書き込みモード 値の型 説明
|
このプロパティは、トリガによって出力されるマスタパルスの数を設定できます。このプロパティは、DCAM_IDPROP_MASTERPULSE_MODEが有効で、"BURST"に設定されているときだけ有効になります。 |
参照
DCAM_IDPROP_MASTERPULSE_INTERVAL
DCAM_IDPROP_MASTERPULSE_INTERVAL
分類 読み取り/書き込みモード 値の型 説明
|
このプロパティはマスタパルスのインプットインターバルを秒単位で設定できます。 |
参照
DCAM_IDPROP_MASTERPULSE_MODE
DCAM_IDPROP_MASTERPULSE_MODE
分類 読み取り/書き込みモード 値の型 説明
|
このプロパティはマスタパルスのモードを設定できます。このプロパティは、DCAM_IDPROP_TRIGGERSOURCEが利用可能で、"MASTER PULSE"に設定されているときだけ有効です。下記の値が定義されています: |
DCAMPROP_MASTERPULSE_MODE__CONTINUOUS |
"CONTINUOUS" |
マスタパルスは、取り込み開始から連続して出力されます。 |
DCAMPROP_MASTERPULSE_MODE__START |
"START" |
マスタパルスは、トリガを受け付けてから連続して出力されます。 |
DCAMPROP_MASTERPULSE_MODE__BURST |
"BURST" |
マスタパルスは、トリガを受け付けてから設定した数のトリガを出力して、次のトリガを待ちます。 |
参照
DCAM_IDPROP_MASTERPULSE_TRIGGERSOURCE
DCAM_IDPROP_MASTERPULSE_TRIGGERSOURCE
分類 読み取り/書き込みモード 値の型 説明
|
このプロパティはマスタパルスのためのインプットトリガを選択できます。 |
DCAMPROP_MASTERPULSE_TRIGGERSOURCE__EXTERNAL |
"EXTERNAL" |
マスタパルスは、インプットトリガピンから入力されたトリガによって動作します。 |
DCAMPROP_MASTERPULSE_TRIGGERSOURCE__SOFTWARE |
"SOFTWARE" |
マスタパルスは、ソフトウエアによって出力されたトリガによって動作します。 |
参照
DCAM_IDPROP_MEASURED_SENSITIVITY
DCAM_IDPROP_MEASURED_SENSITIVITY
分類 読み取り/書き込みモード 値の型 説明
|
このプロパティは現時点でのセンシティビティの増幅値を返します。この値を得るには、いくつかの条件があります: |
|
C9100-23Bの場合、DCAM_IDPROP_CCDMODEは、DCAMPROP_CCDMODE__EMCCD (EMCCD Mode)に設定されている必要があります。インテンシティは暗すぎず、サチレーションしていない必要があります。この値は画像取得後に更新されるので、そのときに取得してください。 |
|
この値が0の場合、カメラの設定が正しくありません。 |
参照
DCAM_IDPROP_NUMBEROF_CALIBREGION
DCAM_IDPROP_NUMBEROF_CALIBREGION
分類
|
Calibration and correction |
読み取り/書き込みモード 値の型 説明
|
このプロパティは、補正データが取得されたとき、明るさの判定に使われる領域を設定することができます。 |
|
判定にしようするレンジは4つまで指定できます。データは次の順番で送信されます: 1.コマンド名、2.数、3.フロントサイドの最初の画素の値、4.バックサイドの最初の画素の値、5.フロントサイドの次の画素、6.バックサイドの次の画素。データが転送されると、画素は値の小さい順に明示されます。画素の重複があるべきではありません。 |
|
デフォルトではフィールド全体がターゲットです。 バックサイドの最大値はモデルによって異なります。そのためこれは、どのX-rayラインセンサが使われているかによって決まります。
|
参照
DCAM_IDPROP_NUMBEROF_CHANNEL
DCAM_IDPROP_NUMBEROF_CHANNEL
分類 読み取り/書き込みモード 値の型 説明
|
このプロパティはチャンネルの数を返します。B/Wの場合1が返ります。RGBカラー画像の場合3が返ります。 |
参照
DCAM_IDPROP_NUMBEROF_DEFECTCORRECT
DCAM_IDPROP_NUMBEROF_DEFECTCORRECT
分類
|
Calibration and correction |
読み取り/書き込みモード 値の型 説明
|
このプロパティは、指定した位置にあるデータを何個補正するか指定できます。この値が0の場合、何も補正されません。 |
参照
DCAM_IDPROP_NUMBEROF_IMAGEBLOCK
DCAM_IDPROP_NUMBEROF_IMAGEBLOCK
分類 読み取り/書き込みモード 値の型 説明
|
センサが千鳥配置されたカメラで、センサの数を返します。 |
参照
DCAM_IDPROP_NUMBEROF_MASKREGION
DCAM_IDPROP_NUMBEROF_MASKREGION
分類
|
Calibration and correction |
読み取り/書き込みモード 値の型 説明
|
このプロパティは何個の領域で実際のデータの代わりに0を入れるか設定できます。デフォルトの値は0で、全てのデータがそのまま出力されます。 |
参照
DCAM_IDPROP_NUMBEROF_OUTPUTTRIGGERCONNECTOR
DCAM_IDPROP_NUMBEROF_OUTPUTTRIGGERCONNECTOR
分類 読み取り/書き込みモード 値の型 説明
|
このプロパティはカメラがアウトプットトリガのコネクタを何個持っているか返します。 |
|
この値が2以上の場合、アウトプットトリガのプロパティはARRAYをサポートします。 |
|
この値が存在しない、または1だった場合、アウトプットトリガのプロパティはARRAYをサポートしません。 |
参照
DCAM_IDPROP_NUMBEROF_TAPCALIB
DCAM_IDPROP_NUMBEROF_TAPCALIB
分類
|
Calibration and correction |
読み取り/書き込みモード 値の型 説明
|
このプロパティはA/Dゲインのテーブルを設定できます。それぞれのtapに個別のA/Dテーブルを設定するか、全てまとめて設定できます。全ての要素をまとめて設定する場合、要素のカウントを特定します。 個別に設定する場合は、要素の個数を特定します。ゲインのテーブルを設定する場合、キャリブレーションが必要です。 |
参照
DCAM_IDPROP_NUMBEROF_VIEW
DCAM_IDPROP_NUMBEROF_VIEW
分類 読み取り/書き込みモード 値の型 説明
|
このプロパティはビューの個数を返します。ORCA-D2 (C11254-10B)の場合、この値は2です。その他のほとんどの場合では1になります。 |
参照
DCAM_IDPROP_OUTPUT_INTENSITY
DCAM_IDPROP_OUTPUT_INTENSITY
分類 読み取り/書き込みモード 値の型 説明
|
このプロパティはカメラのアウトプットデータを特定することができます。下記の値が定義されています: |
DCAMPROP_OUTPUT_INTENSITY__NORMAL |
"NORMAL" |
カメラは通常のデータを出力します。 |
DCAMPROP_OUTPUT_INTENSITY__TESTPATTERN |
"TEST PATTERN" |
カメラはテストパターンを出力します。 |
参照
DCAM_IDPROP_OUTPUTTRIGGER_ACTIVE
DCAM_IDPROP_OUTPUTTRIGGER_ACTIVE
分類 読み取り/書き込みモード 値の型 説明
|
アウトプットトリガをサポートしているカメラがあります。このプロパティは下記の値の中からアウトプットトリガを選択できます: |
DCAMPROP_OUTPUTTRIGGER_ACTIVE__EDGE |
"EDGE" |
トリガの形状はエッジです。トリガは指定されたタイミングで始まり、トリガの長さはDCAM_IDPROP_OUTPUTTRIGGER_PERIODで指定されます。 |
DCAMPROP_OUTPUTTRIGGER_ACTIVE__LEVEL |
"LEVEL" |
トリガの形状はレベルです。トリガの長さは指定した対象と同じになります。 |
参照
DCAM_IDPROP_OUTPUTTRIGGER_BASESENSOR
DCAM_IDPROP_OUTPUTTRIGGER_BASESENSOR
分類 読み取り/書き込みモード 値の型 説明
|
ビューを持っているカメラで、それぞれのビューに個別の露光時間を設定できる場合があります。このプロパティはどの露光時間をアウトプットトリガのターゲットにするか設定できます。 |
DCAMPROP_OUTPUTTRIGGER_BASESENSOR__VIEW1 |
"VIEW 1" |
View1のグローバル露光タイミングでアウトプットトリガがアクティブになります。 |
DCAMPROP_OUTPUTTRIGGER_BASESENSOR__VIEW2 |
"VIEW 2" |
View2のグローバル露光タイミングでアウトプットトリガがアクティブになります。 |
DCAMPROP_OUTPUTTRIGGER_BASESENSOR__ANYVIEW |
"ANY VIEW" |
どれかのViewがグローバル露光タイミングのときアウトプットトリガがアクティブになります。 |
DCAMPROP_OUTPUTTRIGGER_BASESENSOR__ALLVIEWS |
"ALL VIEWS" |
全てのビューがグローバル露光タイミングのときアウトプットトリガがアクティブになります。 |
参照
DCAM_IDPROP_OUTPUTTRIGGER_CHANNELSYNC
DCAM_IDPROP_OUTPUTTRIGGER_CHANNELSYNC
分類 読み取り/書き込みモード 値の型 説明
|
アウトプットトリガの間引きをサポートしているデバイスがあります。 |
|
DCAMPROP_OUTPUTTRIGGER_CHANNELSYNC__2CHANNELSを選択した場合、アウトプットトリガの1と2は排他的になります。 |
|
DCAMPROP_OUTPUTTRIGGER_CHANNELSYNC__3CHANNELSを選択した場合、アウトプットトリガの1,2,3は排他的になります。 |
DCAMPROP_OUTPUTTRIGGER_CHANNELSYNC__1CHANNEL |
"1 CHANNEL" |
アウトプットトリガは標準の動作になります。全てのフレームで同じアウトプットトリガが出力されます。 |
DCAMPROP_OUTPUTTRIGGER_CHANNELSYNC__2CHANNELS |
"2 CHANNELS" |
アウトプットトリガ1は奇数フレームで出力されます。アウトプットトリガ2は偶数フレームで出力されます。アウトプットトリガ3は全てのフレームで出力されます。 |
DCAMPROP_OUTPUTTRIGGER_CHANNELSYNC__3CHANNELS |
"3 CHANNELS" |
アウトプットトリガ1は、1, 4, 7, … フレームで出力します。アウトプットトリガ2は、2, 5, 8, … フレームで出力します。アウトプットトリガ3は、3, 6, 9, … フレームで出力します。 |
参照
DCAM_IDPROP_OUTPUTTRIGGER_DELAY
DCAM_IDPROP_OUTPUTTRIGGER_DELAY
分類 読み取り/書き込みモード 値の型 説明
|
このプロパティは、アウトプットトリガのディレイを設定できます。DCAM_IDPROP_OUTPUTTRIGGER_ACTIVEは、"EDGE"に設定されている必要があります。 |
参照
DCAM_IDPROP_OUTPUTTRIGGER_KIND
DCAM_IDPROP_OUTPUTTRIGGER_KIND
分類 読み取り/書き込みモード 値の型 説明
|
アウトプットトリガの出力シグナルの種類を変更できるデバイスがあります。 |
|
このプロパティはアウトプットトリガの種類を以下の値から選択できます: |
DCAMPROP_OUTPUTTRIGGER_KIND__LOW |
"LOW" |
アウトプットトリガはLOWを出力します。 |
DCAMPROP_OUTPUTTRIGGER_KIND__HIGH |
"HIGH" |
アウトプットトリガはHIGHを出力します。 |
DCAMPROP_OUTPUTTRIGGER_KIND__GLOBALEXPOSURE |
"EXPOSURE" |
グローバル露光タイミングでアウトプットトリガはアクティブになります。 |
DCAMPROP_OUTPUTTRIGGER_KIND__ANYROWEXPOSURE |
"ANYROW EXPOSURE" |
センサのいずれかの行が露光している間アウトプットトリガはアクティブになります。 |
DCAMPROP_OUTPUTTRIGGER_KIND__TRIGGERREADY |
"TRIGGERREADY" |
トリガ入力の準備が整うとアウトプットトリガはアクティブになります。 |
DCAMPROP_OUTPUTTRIGGER_KIND__PROGRAMABLE |
"PROGRAMABLE" |
アウトプットトリガはプログラム可能です。 |
参照
DCAM_IDPROP_OUTPUTTRIGGER_PERIOD
DCAM_IDPROP_OUTPUTTRIGGER_PERIOD
分類 読み取り/書き込みモード 値の型 説明
|
このプロパティは、DCAM_IDPROP_OUTPUTTRIGGER_ACTIVEが、"EDGE"に設定されている場合、アウトプットトリガの長さを設定できます。 |
参照
DCAM_IDPROP_OUTPUTTRIGGER_POLARITY
DCAM_IDPROP_OUTPUTTRIGGER_POLARITY
分類 読み取り/書き込みモード 値の型 説明
|
このプロパティはアウトプットトリガの極性を設定することができます。下記のいずれかの値を取ります: |
DCAMPROP_OUTPUTTRIGGER_POLARITY__NEGATIVE |
"NEGATIVE" |
トリガの極性はネガティブです。アウトプットトリガは低い値がアクティブです。 |
DCAMPROP_OUTPUTTRIGGER_POLARITY__POSITIVE |
"POSITIVE" |
トリガの極性はポジティブです。アウトプットトリガは高い値がアクティブです。 |
参照
DCAM_IDPROP_OUTPUTTRIGGER_PREHSYNCCOUNT
DCAM_IDPROP_OUTPUTTRIGGER_PREHSYNCCOUNT
分類 読み取り/書き込みモード 値の型 説明
|
DCAMPROP_SENSORMODE__PROGRESSIVEまたは、DCAMPROP_OUTPUTTRIGGER_SOURCE__HSYNCで利用できます。これは、HSYNCのタイミングを出力できます。このプロパティは、露光開始前にトリガを出力することができます。 |
参照
DCAM_IDPROP_OUTPUTTRIGGER_PROGRAMABLESTART
DCAM_IDPROP_OUTPUTTRIGGER_PROGRAMABLESTART
分類 読み取り/書き込みモード 値の型 説明
|
アウトプットトリガの開始タイミングを設定できます。以下の値から選択できます: |
DCAMPROP_OUTPUTTRIGGER_PROGRAMABLESTART__FIRSTEXPOSURE |
"FIRST EXPOSURE" |
アウトプットトリガは最初の露光から出力されます。 |
DCAMPROP_OUTPUTTRIGGER_PROGRAMABLESTART__FIRSTREADOUT |
"FIRST READOUT" |
アウトプットトリガは最初の読み出しから出力されます。 |
参照
DCAM_IDPROP_OUTPUTTRIGGER_SOURCE
DCAM_IDPROP_OUTPUTTRIGGER_SOURCE
分類 読み取り/書き込みモード 値の型 説明
|
プログラマブルトリガのタイミングを変更できるカメラがあります。 |
|
このプロパティは、下記のいずれかの値から設定できます: |
DCAMPROP_OUTPUTTRIGGER_SOURCE__EXPOSURE |
"EXPOSURE" |
グローバル露光の立ち上がりが起点となります。 |
DCAMPROP_OUTPUTTRIGGER_SOURCE__READOUTEND |
"READOUT END" |
センサ読み出しの終了が起点となります。 |
DCAMPROP_OUTPUTTRIGGER_SOURCE__VSYNC |
"VSYNC" |
VSYNCシグナルの開始が起点となります。 |
DCAMPROP_OUTPUTTRIGGER_SOURCE__HSYNC |
"HSYNC" |
HSYNCシグナルの開始が起点となります。 |
DCAMPROP_OUTPUTTRIGGER_SOURCE__TRIGGER |
"TRIGGER" |
トリガ入力の立ち上がりが起点となります。 |
参照
DCAM_IDPROP_PHOTONIMAGINGMODE
DCAM_IDPROP_PHOTONIMAGINGMODE
分類 読み取り/書き込みモード 値の型 説明
|
このプロパティは暗い画像に有効なフォトンイメージングモードの値を指定できます。このプロパティは、DCAM_IDPROP_SENSITIVITYMODEとは独立しています。このプロパティは下記のいずれかの値を取ります: |
DCAMPROP_PHOTONIMAGINGMODE__0 |
"0" |
フォトンイメージングモードは適用されません。 |
DCAMPROP_PHOTONIMAGINGMODE__1 |
"1" |
フォトンイメージングモードは、モード1に設定されます。 |
DCAMPROP_PHOTONIMAGINGMODE__2 |
"2" |
フォトンイメージングモードは、モード2に設定されます。 |
DCAMPROP_PHOTONIMAGINGMODE__3 |
"3" |
フォトンイメージングモードは、モード3に設定されます。 |
参照
DCAM_IDPROP_PRIMARYBUFFER_TOTALBYTES
DCAM_IDPROP_PRIMARYBUFFER_TOTALBYTES
分類 読み取り/書き込みモード 値の型 説明
|
このプロパティはインタフェースドライバから画像を受け取るための一時バッファとして使用するメモリ量を指定します。値が0の時は無効となり、標準プロセスで制御されることになります。 |
|
単位はByteであり、最大値は基本2000000(2GB)になります。ただし、インタフェースドライバによってはフレーム数の制限がかかることがあり、2GBより小さくなることがあります。その場合、ビニングやサブアレイの設定によってカメラから出力されるサイズが変更されることで最大値が変動します。 |
|
同じようなプロパティとしてDCAM_IDPROP_PRIMARYBUFFER_TOTALBYTES_MBがあり、こちらはMBを単位として指定することができます。同時に機能せず、このプロパティはDCAM_IDPROP_PRIMARYBUFFER_TOTALBYTES_MBの値が0の時だけ有効となります。 |
参照
DCAM_IDPROP_PRIMARYBUFFER_TOTALBYTES_MB
DCAM_IDPROP_PRIMARYBUFFER_TOTALBYTES_MB
分類 読み取り/書き込みモード 値の型 説明
|
このプロパティはインタフェースドライバから画像を受け取るための一時バッファとして使用するメモリ量を指定します。値が0の時は無効となり、動作はDCAM_IDPROP_PRIMARYBUFFER_TOTALBYTESの設定によって決まります。 |
|
単位はMBであり、最大値は基本搭載メモリのサイズによって決まります。ただし、インタフェースドライバによってフレーム数の制限がかかる場合は、最大枚数にカメラから出力される画像サイズをかけた値が最大値となります。 |
|
同じようなプロパティとしてDCAM_IDPROP_PRIMARYBUFER_TOTALBYTESがあり、こちらはByteを単位として指定することができます。同時に機能せず、このプロパティの設定が優先されます。 |
参照
DCAM_IDPROP_READOUT_DIRECTION
DCAM_IDPROP_READOUT_DIRECTION
分類 読み取り/書き込みモード 値の型 説明
|
このプロパティはセンサの読み出し方向を設定できます。このプロパティは、例えば、DCAM_IDPROP_SENSORMODEが、DCAMPROP_SENSORMODE__TDIまたは、DCAMPROP_SENSORMODE__PROGRESSIVEに設定されているときに利用できます。 |
DCAMPROP_READOUT_DIRECTION__FORWARD |
"FORWARD" |
読み出し方向は上から下です。 |
DCAMPROP_READOUT_DIRECTION__BACKWARD |
"BACKWARD" |
読み出し方向は下から上です。 |
DCAMPROP_READOUT_DIRECTION__BYTRIGGER |
"BY TRIGGER" |
外部トリガが方向を変更できます。この機能は、新しいカメラで利用できます。カメラの取扱説明書をご参照ください。 |
DCAMPROP_READOUT_DIRECTION__DIVERGE |
"DIVERGE" |
読み出し方向は、中央のラインから上下に広がります。 |
DCAMPROP_READOUT_DIRECTION__FORWARDBIDIRECTION |
"FORWARD BIDIRECTION" |
始めの読み出し方向は、上から下です。そのあとはフレーム毎に読み出し方向が下から上、上から下と切り替わります。 |
DCAMPROP_READOUT_DIRECTION__REVERSEBIDIRECTION |
"REVERSE BIDIRECTION" |
始めの読み出し方向は、下から上です。そのあとはフレーム毎に読み出し方向が上から下、下から上と切り替わります。 |
参照
DCAM_IDPROP_READOUTSPEED
分類 読み取り/書き込みモード 値の型 説明
|
このプロパティは、センサの読み出し速度を設定できます。通常、ゆっくりした読み出しが、より良いシグナルノイズレシオ(SNR)になります。 |
|
値が小さい方が遅くなり、値が大きいほうが速くなります。 |
|
2つの値が特別に定義されています。DCAMPROP_READOUTSPEED__SLOWESTは、最も遅いスピードを選択できます。DCAMPROP_READOUTSPEED__FASTESTは、最も速いスピードを選択できます。サポートされている値はカメラによって異なります。 これらの値は設定のために用意されています。アプリケーショーンソフトウエアが値を問い合わせた時は、設定した値とは異なる値が返ってくることがあります。 |
DCAMPROP_READOUTSPEED__SLOWEST |
(no text) |
最も遅い読み出しスピードを使用します。 |
DCAMPROP_READOUTSPEED__FASTEST |
(no text) |
最も速い読み出しスピードを使用します。 |
参照
DCAM_IDPROP_RECORDFIXEDBYTES_PERFILE
DCAM_IDPROP_RECORDFIXEDBYTES_PERFILE (4.0-)
分類 読み取り/書き込みモード 値の型 説明
|
このプロパティは、dcamcap_record()または、dcamrec_*()関数で録画をするときに、ファイルあたりのデータサイズを返します。このプロパティを、DCAM_IDPROP_RECORDFIXEDBYTES_PERFRAMEまたは、DCAM_IDPROP_RECORDFIXEDBYTES_PERSESSIONと使用する場合、録画ファイルが何バイトになるか計算することができます。 |
参照
DCAM_IDPROP_RECORDFIXEDBYTES_PERFRAME
DCAM_IDPROP_RECORDFIXEDBYTES_PERFRAME (4.0-)
分類 読み取り/書き込みモード 値の型 説明
|
このプロパティは、dcamcap_record()または、dcamrec_*()関数で録画をするときに、フレームあたりのデータサイズを返します。 このプロパティを、DCAM_IDPROP_RECORDFIXEDBYTES_PERFILEまたは、DCAM_IDPROP_RECORDFIXEDBYTES_PERSESSIONと使用する場合、録画ファイルが何バイトになるか計算することができます。 |
参照
DCAM_IDPROP_RECORDFIXEDBYTES_PERSESSION
DCAM_IDPROP_RECORDFIXEDBYTES_PERSESSION (4.0-)
分類 読み取り/書き込みモード 値の型 説明
|
このプロパティはレコーディング関数使用時に、1セッションあたり必要となるバイト数を返します。DCAM_IDPROP_RECORDFIXEDBYTES_PERFILE及びDCAM_IDPROP_RECORDFIXEDBYTES_PERFRAMEと組み合わせて使用することで、アプリケーションは現在の記憶領域の空き容量から何枚レコーディングできるかを確認できます。 |
参照
DCAM_IDPROP_RECURSIVEFILTER
DCAM_IDPROP_RECURSIVEFILTER
分類 読み取り/書き込みモード 値の型 説明
|
このプロパティを使用すると、リカーシブフィルタモードを指定することができます。このプロパティは、次のいずれかの値を持つことができます。 |
DCAMPROP_MODE__OFF |
"OFF" |
リカーシブフィルタ機能はオフとなります。 |
DCAMPROP_MODE__ON |
"ON" |
リカーシブフィルタ機能はオンとなります。 |
参照
DCAM_IDPROP_RECURSIVEFILTERFRAMES
DCAM_IDPROP_RECURSIVEFILTERFRAMES
分類 読み取り/書き込みモード 値の型 説明
|
このプロパティを使用すると、リカーシブモードを使用する際のフレーム数を指定できます。この値はDCAM_IDPROP_RECURSIVEFILTERがONに設定されている場合、有効となります。 |
|
カメラがこのプロパティをサポートしている場合、この値は2、4、8、16のいずれかとなります。 |
参照
DCAM_IDPROP_SENSITIVITY
分類 読み取り/書き込みモード 値の型 説明
|
このプロパティを使用すると、センシティビティによる増倍レベルを指定できます。センシティビティとは、センサからの輝度データを出力する前に増幅する機能を意味しています。 |
|
センシティビティの代表的な機能は、EM-CCDカメラのEMゲインです。 |
|
通常このプロパティの値は相対値ですが、EM-CCDカメラを使用し、かつDCAM_IDPROP_DIRECTEMGAIN_MODEがONの場合、この値はREALとなり、DCAM内部のテーブルから計算された倍率数となります。その数字はリアルタイムで計算されてはいませんが、EM-Gainが調整されていれば問題ない値となります。 |
参照
DCAM_IDPROP_SENSITIVITYMODE
DCAM_IDPROP_SENSITIVITYMODE
分類 読み取り/書き込みモード 値の型 説明
|
このプロパティは将来、センシティビティの機能を拡張するために用意されています。カメラがセンシティビティをサポートしている場合、現段階でこの値は固定されています。 |
DCAMPROP_SENSITIVITYMODE__ON |
"ON" |
センシティビティは有効です。 |
参照
DCAM_IDPROP_SENSORCOOLER
分類 読み取り/書き込みモード 値の型 説明
|
このプロパティを使用すると、センサの冷却モードを指定できます。このプロパティには、次のいずれかの値を持つことができます。 |
DCAMPROP_SENSORCOOLER__OFF |
"OFF" |
センサ冷却はOFFです。 |
DCAMPROP_SENSORCOOLER__ON |
"ON" |
センサは設定された冷却温度に向かって冷却されます。 |
DCAMPROP_SENSORCOOLER__MAX |
"MAX" |
センサは可能な限り冷却されます。 |
参照
DCAM_IDPROP_SENSORCOOLERFAN
DCAM_IDPROP_SENSORCOOLERFAN
分類 読み取り/書き込みモード 値の型 説明
|
このプロパティを使用すると、センサの冷却用ファンのオン/オフを切り替えることができます。このプロパティは、次のいずれかの値を持つことができます。 |
DCAMPROP_MODE__ON |
"ON" |
ファンが動作します。 |
DCAMPROP_MODE__OFF |
"OFF" |
ファンが停止します。 |
参照
DCAM_IDPROP_SENSORCOOLERSTATUS
DCAM_IDPROP_SENSORCOOLERSTATUS
分類 読み取り/書き込みモード 値の型 説明
|
このプロパティはセンサ冷却のステータスを返します。このプロパティは以下のいずれかの値を持つことができます。 |
DCAMPROP_SENSORCOOLERSTATUS__NONE |
"NONE" |
センサ冷却ステータスの報告はありません。この理由として、デバイスがこの機能をサポートしていない、または現在の状態が報告できない場合が考えられます。 |
DCAMPROP_SENSORCOOLERSTATUS__OFF |
"OFF" |
センサ冷却は現在動作していません。 |
DCAMPROP_SENSORCOOLERSTATUS__READY |
"READY" |
センサ冷却は安定したセンサ温度に制御されています。 |
DCAMPROP_SENSORCOOLERSTATUS__BUSY |
"BUSY" |
センサ冷却は現在、安定したセンサ温度になるように冷却されています。 |
DCAMPROP_SENSORCOOLERSTATUS__ALWAYS |
"ALWAYS" |
センサ冷却は常に動作しており、特に制御されていません。 |
参照
DCAM_IDPROP_SENSORMODE
分類 読み取り/書き込みモード 値の型 説明
|
このプロパティを使用すると、カメラのセンサモードを指定することができます。下記の値が定義されています。 |
DCAMPROP_SENSORMODE__AREA |
"AREA" |
カメラはエリアの画像を出力します。 |
DCAMPROP_SENSORMODE__LINE |
"LINE" |
カメラはDCAM_IDPROP_SENSORMODE_LINEBUNDLEHEIGHTによって合わせられたラインの画像を出力します。 |
DCAMPROP_SENSORMODE__TDI |
"TDI" |
TDI技術によって出力されたラインデータをDCAM_IDPROP_SENSORMODE_LINEBUNDLEHEIGHTで指定した数でバンドルした画像を出力します。 |
DCAMPROP_SENSORMODE__TDI_EXTENDED |
"TDI EXTENDED" |
このモードはほとんど””TDI”の場合と同じですが、一部のカメラでは2種類の異なったLINE INTERVALのレンジを持っています。このモードは”TDI”よりも長いインターバルを持っています。 |
DCAMPROP_SENSORMODE__PROGRESSIVE |
"PROGRESSIVE" |
カメラは制御されたラインスピードで、上から下もしくは下から上へのライン画像を出力します。 |
DCAMPROP_SENSORMODE__PHOTONNUMBERRESOLVING |
"PHOTON NUMBER RESOLVING" |
カメラはリアルタイムでAD変換されたデータから光子数を測定し、1光電子を1としたデジタルデータを出力します。 |
DCAMPROP_SENSORMODE__PARTIALAREA |
"PARTIAL AREA" |
エリアに対してフル画角より小さい固定された画角に2x2ビニングした画像をセンサから出力します。 |
DCAMPROP_SENSORMODE__PANORAMIC |
"PANORAMIC" |
水平サイズはエリアと同じで、垂直サイズはエリアより小さく固定された横長の画像をセンサから出力します。 |
|
AREAセンサモードでは、カメラはセンサをAREAモードに設定するため、出力データはエリア画像となります。 |
|
LINEセンサモードでは、カメラはAREAセンサであっても、センサをLINEモードに設定します。出力データはDCAM_IDPROP_SENSORMODE_LINEBUNDLEHEIGHTで指定された数によって合わせられたエリア画像となります。 |
|
TDIセンサモードでは、カメラはTDI機能に則って露光、読み出しを行い、出力データはDCAM_IDPROP_SENSORMODE_LINEBUNDLEHEIGHTで指定された数分合わせられたエリア画像となります。 |
|
PROGRESSIVEセンサモードでは、カメラは上から下または下から上方向に露光と読み出しが行われます。この機能は主に、ローリングシャッタのセンサを持つカメラによってサポートされます。このセンサモードの場合には、垂直方向の読み出し速度が制御可能となり、それらはDCAM_IDPROP_INTERNALLINESPEED及びDCAM_IDPROP_INTERNAL_LINEINTERVALで制御できます。 |
参照
DCAM_IDPROP_SENSORMODE_LINEBUNDLEHEIGHT
DCAM_IDPROP_SENSORMODE_LINEBUNDLEHEIGHT
分類 読み取り/書き込みモード 値の型 説明
|
このプロパティを使用すると、センサモードがLINEまたはTDI時のラインバンドル数を設定できます。ライン出力でのデータをこの設定値でまとめることでフレームとして扱われます。 |
参照
DCAM_IDPROP_SENSORMODE_PANORAMICSTARTV
DCAM_IDPROP_SENSORMODE_PANORAMICSTARTV
分類 読み取り/書き込みモード 値の型 説明
|
このプロパティを使用すると、センサモードがPANORAMICの時、垂直方向の読み出し開始位置を設定できます。 |
参照
DCAM_IDPROP_SENSORMODE_TDISTAGE
DCAM_IDPROP_SENSORMODE_TDISTAGE
分類 読み取り/書き込みモード 値の型 説明
|
このプロパティは、使用するTDI段数を設定することができます。Area センサモード時は出力される画像の垂直画素数に相当します。 |
参照
DCAM_IDPROP_SENSORTEMPERATURE
DCAM_IDPROP_SENSORTEMPERATURE
分類 読み取り/書き込みモード 値の型 説明
|
このプロパティはイメージセンサの温度をセ氏単位で返します。 |
参照
DCAM_IDPROP_SENSORTEMPERATURETARGET
DCAM_IDPROP_SENSORTEMPERATURETARGET
分類 読み取り/書き込みモード 値の型 説明
|
このプロパティを使用すると、イメージセンサのターゲット温度をセ氏単位で設定できます。 |
参照
DCAM_IDPROP_SHADINGCALIBDATAMEMORY
DCAM_IDPROP_SHADINGCALIBDATAMEMORY
分類 読み取り/書き込みモード 値の型 説明
|
このプロパティを使用すると、シェーディング補正に使用する画像ページを指定することができます。アプリケーションがこのプロパティの数を設定すると、カメラは指定された画像をシェーディング補正に使用します。この値はDCAM_IDPROP_SHADINGCORRECTIONがONの時、有効となります。 |
参照
DCAM_IDPROP_SHADINGCALIB_METHOD
DCAM_IDPROP_SHADINGCALIB_METHOD
分類
|
Calibration and correction |
読み取り/書き込みモード 値の型 説明
|
このプロパティを使用するとシェーディング補正の方法を選択することができます。下記の値が定義されています: |
DCAMPROP_SHADINGCALIB_METHOD__AVERAGE |
"AVERAGE" |
画像補正のターゲットの値は、全画素の平均値となります。 |
DCAMPROP_SHADINGCALIB_METHOD__MAXIMUM |
"MAXIMUM" |
画像補正のターゲットの値は、全画素の最大値となります。 |
DCAMPROP_SHADINGCALIB_METHOD__USETARGET |
"USE TARGET" |
画像補正のターゲットの値は、DCAM_IDPROP_SHADINGCALIB_TARGETによって設定された値となります。 |
参照
DCAM_IDPROP_SHADINGCALIB_SAMPLES
DCAM_IDPROP_SHADINGCALIB_SAMPLES
分類
|
Calibration and correction |
読み取り/書き込みモード 値の型 説明
|
このプロパティを使用すると、シェーディング補正時の平均化サンプルの合計枚数を設定することができます。 |
|
SENSORタイプがAREAの場合、サンプルの単位は1フレームとなり、SENSORタイプがLINE/TDIの場合、サンプルの単位は1ラインとなります。 |
参照
DCAM_IDPROP_SHADINGCALIB_STABLEMAXERRORPERCENT
DCAM_IDPROP_SHADINGCALIB_STABLEMAXERRORPERCENT
分類
|
Calibration and correction |
読み取り/書き込みモード 値の型 説明
|
このプロパティを使用すると、感度補正を行うデータにおける、不均一性のパーセンテージを設定することができます。基準値として平均輝度値を取得し、輝度のばらつきが設定した値を下回るとき、感度補正用のデータとして取得されます。この値はプラスマイナス両方の範囲に適用されます。0が設定された時は、輝度のばらつきは確認されません。 |
参照
DCAM_IDPROP_SHADINGCALIB_STABLEMININTENSITY
DCAM_IDPROP_SHADINGCALIB_STABLEMININTENSITY
分類
|
Calibration and correction |
読み取り/書き込みモード 値の型 説明
|
このプロパティは、感度補正用に輝度データを取得する際に判定する最低輝度を設定することができます。いくつかの画素データがこの値よりも低い場合、カメラは全てのデータを補正用として使用しません。このような状況が発生した場合、補正は終了しません。 |
参照
DCAM_IDPROP_SHADINGCALIB_STABLESAMPLES
DCAM_IDPROP_SHADINGCALIB_STABLESAMPLES
分類
|
Calibration and correction |
読み取り/書き込みモード 値の型 説明
|
このプロパティを使用すると、安定したフレームの最小数を設定できます。安定したフレームとは、以下に挙げる別のプロパティによって設定された全ての条件を満たしたフレームになります。 |
|
DCAM_IDPROP_SHADINGCALIB_STABLEMININTENSITY |
|
DCAM_IDPROP_SHADINGCALIB_STABLEMAXERRORPERCENT |
|
この値が0の場合、カメラは入ってきた全てのデータに対して補正を行います。 |
参照
DCAM_IDPROP_SHADINGCALIB_TARGET
DCAM_IDPROP_SHADINGCALIB_TARGET
分類
|
Calibration and correction |
読み取り/書き込みモード 値の型 説明
|
このプロパティを使用すると、補正時の目標値を設定することができます。 |
参照
DCAM_IDPROP_SHADINGCORRECTION
DCAM_IDPROP_SHADINGCORRECTION
分類 読み取り/書き込みモード 値の型 説明
|
このプロパティを使用すると、シェーディング補正機能を有効にすることができます。このプロパティは以下のいずれかの値を持つことができます。 |
DCAMPROP_MODE__OFF |
"OFF" |
シェーディング補正機能はOFFとなります。 |
DCAMPROP_MODE__ON |
"ON" |
シェーディング補正機能はDCAM_IDPROP_SHADINGCALIBDATAMEMORYで指定された別のイメージを使用して動作します。 |
参照
DCAM_IDPROP_SHUTTER_MODE
分類 読み取り/書き込みモード 値の型 説明
|
このプロパティはCMOSセンサのシャッタモードを設定できます。 |
DCAMPROP_SHUTTER_MODE__GLOBAL |
GLOBAL |
CMOSセンサの読み出しがグローバルシャッタになります。 |
DCAMPROP_SHUTTER_MODE__ROLLING |
ROLLING |
CMOSセンサの読み出しがローリングシャッタになります。 |
参照
DCAM_IDPROP_SPOTNOISEREDUCER
DCAM_IDPROP_SPOTNOISEREDUCER
分類 読み取り/書き込みモード 値の型 説明
|
このプロパティを使用すると、スポットノイズ除去機能を有効にすることができます。このプロパティは以下のいずれかの値を持つことができます。 |
DCAMPROP_MODE__OFF |
"OFF" |
スポットノイズ除去はOFFとなります。 |
DCAMPROP_MODE__ON |
"ON" |
スポットノイズ除去はONとなります。 |
参照
DCAM_IDPROP_STORESHADINGCALIBDATATOMEMORY
DCAM_IDPROP_STORESHADINGCALIBDATATOMEMORY
分類 読み取り/書き込みモード 値の型 説明
|
このプロパティはシェーディング補正用の画像を保存するのに使用されます。アプリケーションがこのプロパティへ番号を設定した場合、カメラは番号によって指定されたページへ、シェーディング補正画像を保存します。このプロパティはどのような状態でも設定することができます。 |
参照
DCAM_IDPROP_STORESUBTRACTIMAGETOMEMORY
DCAM_IDPROP_STORESUBTRACTIMAGETOMEMORY
分類 読み取り/書き込みモード 値の型 説明
|
このプロパティは減算画像を保存するのに使用されます。アプリケーションがこのプロパティへ番号を設定した場合、カメラは番号によって指定されたページへ、減算画像を保存します。このプロパティはどのような状態でも設定することができます。 |
参照
DCAM_IDPROP_STORETAPCALIBDATATOMEMORY
DCAM_IDPROP_STORETAPCALIBDATATOMEMORY
分類
|
Calibration and correction |
読み取り/書き込みモード 値の型 説明
|
このプロパティを使用すると、補正用データをメモリに保存することができます。このプロパティはどのような状態でも設定することができます。 |
参照
DCAM_IDPROP_SUBARRAYHPOS
分類 読み取り/書き込みモード 値の型 説明
|
このプロパティを使用すると、画像取得エリアの左の位置を指定することができます。このプロパティはDCAM_IDPROP_SUBARRAYMODEがDCAMPROP_MODE__ONに設定されている場合、有効となります。 |
参照
DCAM_IDPROP_SUBARRAYHSIZE
DCAM_IDPROP_SUBARRAYHSIZE
分類 読み取り/書き込みモード 値の型 説明
|
このプロパティを使用すると、画像取得エリアの水平方向の幅を指定することができます。このプロパティはDCAM_IDPROP_SUBARRAYMODEがDCAMPROP_MODE__ONに設定されている場合、有効となります。 |
参照
DCAM_IDPROP_SUBARRAYMODE
分類 読み取り/書き込みモード 値の型 説明
|
このプロパティを使用すると、サブアレイ設定を有効にすることができます。このプロパティを有効にすると、サブアレイの全てのプロパティが有効となります。 |
参照
DCAM_IDPROP_SUBARRAYVPOS
分類 読み取り/書き込みモード 値の型 説明
|
このプロパティを使用すると、画像取得エリアの上からの位置を指定することができます。このプロパティはDCAM_IDPROP_SUBARRAYMODEがDCAMPROP_MODE__ONに設定されている場合、有効となります。 |
参照
DCAM_IDPROP_SUBARRAYVSIZE
DCAM_IDPROP_SUBARRAYVSIZE
分類 読み取り/書き込みモード 値の型 説明
|
このプロパティを使用すると、画像取得エリアの垂直方向の幅を指定することができます。このプロパティはDCAM_IDPROP_SUBARRAYMODEがDCAMPROP_MODE__ONに設定されている場合、有効となります。 |
参照
DCAM_IDPROP_SUBTRACT
分類 読み取り/書き込みモード 値の型 説明
このプロパティは、バックグランドサブトラクションモードを設定できます。このプロパティは下記のいずれかの値を取ります:
DCAMPROP_MODE__OFF |
"OFF" |
バックグランドサブトラクションはOFFです。 |
DCAMPROP_MODE__ON |
"ON" |
バックグランド画像が、DCAM_IDPROP_SUBTRACTIMAGEMEMORYによって設定されている場合、バックグランドサブトラクションは利用可能です。 |
参照
DCAM_IDPROP_SUBTRACTIMAGEMEMORY
DCAM_IDPROP_SUBTRACTIMAGEMEMORY
分類 読み取り/書き込みモード 値の型 説明
このプロパティはサブトラクションで使用するイメージページを指定できます。 アプリケーションがこの値を設定したとき、カメラは指定されたページの画像をサブトラクションの画像として使用します。 アプリケーションはいつでもこの値を設定できます。この値は、DCAM_IDPROP_SUBTRACTが“ON”に設定されたときに使用されます。
参照
DCAM_IDPROP_SUBTRACTOFFSET
DCAM_IDPROP_SUBTRACTOFFSET
分類 読み取り/書き込みモード 値の型 説明
|
このプロパティはバックグランドサブトラクションのオフセットの値を設定できます。この値は、DCAM_IDPROP_SUBTRACTが“OFFSET”または“IMAGE”のとき使用されます。 |
参照
DCAM_IDPROP_SYNCREADOUT_SYSTEMBLANK
DCAM_IDPROP_SYNCREADOUT_SYSTEMBLANK
分類 読み取り/書き込みモード 値の型 説明
|
このプロパティは読み出し同期トリガのブランクを選択できます。 |
DCAMPROP_SYNCREADOUT_SYSTEMBLANK__STANDARD |
"STANDARD" |
読み出し同期トリガのブランクはstandardです。 |
DCAMPROP_SYNCREADOUT_SYSTEMBLANK__MINIMUM |
"MINIMUM" |
読み出し同期トリガのブランクはminimumです。 |
参照
DCAM_IDPROP_SYSTEM_ALIVE
分類 読み取り/書き込みモード 値の型 説明
|
このプロパティはデバイスの接続状態を返します。このプロパティは下のいずれかの値を取ります: |
DCAMPROP_SYSTEM_ALIVE__OFFLINE |
"OFFLINE" |
システムはオフラインです。 |
DCAMPROP_SYSTEM_ALIVE__ONLINE |
"ONLINE" |
システムはオンラインです。 |
DCAMPROP_SYSTEM_ALIVE__ERROR |
"ERROR" |
システムはオンラインですが、ハードウエアに問題が発生しています。 |
参照
DCAM_IDPROP_TAPCALIB_BASEDATAMEMORY
DCAM_IDPROP_TAPCALIB_BASEDATAMEMORY
分類
|
Calibration and correction |
読み取り/書き込みモード 値の型 説明
|
このプロパティは、キャリブレーションのベースデータを設定できます。この値で指定されるインデックスメモリが、最初のキャリブレーションで使用されます。 |
参照
DCAM_IDPROP_TAPCALIBDATAMEMORY
DCAM_IDPROP_TAPCALIBDATAMEMORY
分類
|
Calibration and correction |
読み取り/書き込みモード 値の型 説明
|
このプロパティはタップキャリブレーションのデータメモリの数を設定できます。この値が設定されると、カメラは、特定のメモリからデータをロードします。 |
参照
DCAM_IDPROP_TAPCALIB_GAIN
DCAM_IDPROP_TAPCALIB_GAIN
分類
|
Calibration and correction |
読み取り/書き込みモード 値の型 説明
|
このプロパティはゲインテーブルの数を設定できます。 |
参照
DCAM_IDPROP_TAPGAINCALIB_METHOD
DCAM_IDPROP_TAPGAINCALIB_METHOD
分類
|
Calibration and correction |
読み取り/書き込みモード 値の型 説明
|
このプロパティはタップゲインキャリブレーションの方法を選択できます。このプロパティは下記のいずれかの値を取ります: |
DCAMPROP_TAPGAINCALIB_METHOD__AVE |
"AVERAGE" |
平均を使用します。 |
DCAMPROP_TAPGAINCALIB_METHOD__MAX |
"MAX" |
最大値を使用します。 |
DCAMPROP_TAPGAINCALIB_METHOD__MIN |
"MIN" |
最小値を使用します。 |
参照
DCAM_IDPROP_TESTPATTERN_KIND
DCAM_IDPROP_TESTPATTERN_KIND
分類
|
Calibration and correction |
読み取り/書き込みモード 値の型 説明
|
このプロパティはテストパターンを選択できます。このプロパティは、DCAM_IDPROP_OUTPUT_INTENSITYが、DCAMPROP_OUTPUT_INTENSITY__TESTPATTERNのとき有効です。このプロパティは下記のいずれかの値を取ります: |
DCAMPROP_TESTPATTERN_KIND__HORZGRADATION |
"HORZ GRADATION" |
カメラは横方向にグラデーションのかかったデータを出力します。 |
DCAMPROP_TESTPATTERN_KIND__IHORZGRADATION |
"INVERT HORZ GRADATION" |
カメラは横方向に逆グラデーションのかかったデータを出力します。 |
DCAMPROP_TESTPATTERN_KIND__VERTGRADATION |
"VERT GRADATION" |
カメラは縦方向にグラデーションのかかったデータを出力します。 |
DCAMPROP_TESTPATTERN_KIND__IVERTGRADATION |
"INVERT VERT GRADATION" |
カメラは縦方向に逆グラデーションのかかったデータを出力します。 |
DCAMPROP_TESTPATTERN_KIND__LINE |
"LINE" |
カメラはラインパターンのデータを出力します。ラインが白で背景が黒です。 |
DCAMPROP_TESTPATTERN_KIND__ILINE |
"LINE" |
カメラはラインパターンのデータを出力します。ラインが黒で背景が白です。 |
DCAMPROP_TESTPATTERN_KIND__FLAT |
"FLAT" |
カメラは、一定の輝度パターンのデータを出力します。 |
DCAMPROP_TESTPATTERN_KIND__DIAGONAL |
"DIAGONAL" |
カメラは対角線パターンデータを出力します。 |
DCAMPROP_TESTPATTERN_KIND__IDIAGONAL |
"DIAGONAL" |
カメラは対角線パターンデータを出力します。DIAGONALに対して明るさが反転します。 |
参照
DCAM_IDPROP_TESTPATTERN_OPTION
DCAM_IDPROP_TESTPATTERN_OPTION
分類
|
Calibration and correction |
読み取り/書き込みモード 値の型 説明
|
このプロパティはTESTPATTERNのためのオプションを設定できます。 |
参照
DCAM_IDPROP_TIMESTAMP_PRODUCER
DCAM_IDPROP_TIMESTAMP_PRODUCER (4.0-)
分類 読み取り/書き込みモード 値の型 説明
|
このプロパティは、TIMESTAMPがどこから提供されているか返します。プロパティは、下記のいずれかの値を取ります: |
DCAMPROP_TIMESTAMP_PRODUCER__NONE |
"NONE" |
TIMESTAMPは、カメラまたは現在の環境下ではサポートされていません。 |
DCAMPROP_TIMESTAMP_PRODUCER__DCAMMODULE |
"DCAMMODULE" |
TIMESTAMPは、DCAMから提供されます。 |
DCAMPROP_TIMESTAMP_PRODUCER__KERNELDRIVER |
"KERNELDRIVER" |
TIMESTAMPは、カーネルドライバから提供されます。 |
DCAMPROP_TIMESTAMP_PRODUCER__CAPTUREDEVICE |
"CAPTUREDEVICE" |
TIMESTAMPは、フレームグラバから提供されます。 |
DCAMPROP_TIMESTAMP_PRODUCER__IMAGINGDEVICE |
"IMAGINGDEVICE" |
TIMESTAMPは、カメラから提供されます。 |
参照
DCAM_IDPROP_TIMING_CYCLICTRIGGERPERIOD
DCAM_IDPROP_TIMING_CYCLICTRIGGERPERIOD
分類 読み取り/書き込みモード 値の型 説明
|
このプロパティはサイクリックトリガの間隔を返します。この値が正だった場合、露光終了から、この間隔までトリガが出力されます。この値が0だった場合、この値が0の場合、カメラはサイクリックトリガをサポートしていません。 |
参照
DCAM_IDPROP_TIMING_EXPOSURE
DCAM_IDPROP_TIMING_EXPOSURE
分類 読み取り/書き込みモード 値の型 説明
|
このプロパティは露光のタイミングを返します。このプロパティは下記のいずれかの値を取ります: |
DCAMPROP_TIMING_EXPOSURE__AFTERREADOUT |
"AFTER READOUT" |
露光は直前のフレームの読み出しが終了してから開始されます。 |
DCAMPROP_TIMING_EXPOSURE__OVERLAPREADOUT |
"OVERLAR READOUT" |
露光は直前のフレームの読み出し中に開始されます。 |
DCAMPROP_TIMING_EXPOSURE__ROLLING |
"ROLLING" |
露光は、それぞれの画素の直前のフレームの読み出し終了後に開始されます。 |
DCAMPROP_TIMING_EXPOSURE__ALWAYS |
"ALWAYS" |
センサは読み出し中に関わらず、常に露光しています。 |
DCAMPROP_TIMING_EXPOSURE__TDI |
"TDI" |
センサはTDIセンサとして動作しています。 |
参照
DCAM_IDPROP_TIMING_GLOBALEXPOSUREDELAY
DCAM_IDPROP_TIMING_GLOBALEXPOSUREDELAY
分類 読み取り/書き込みモード 値の型 説明
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センサがGLOBAL SHUTTER機能を持っていない場合、全ての画素が露光している状態であるGLOBAL EXPOSUREは露光開始から遅れます。このプロパティはGLOBAL EXPOSUREが露光開始からどれだけ遅れるかを返します。 |
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このプロパティは、DCAM_IDPROP_TRIGGER_GLOBAL_EXPOSUREが、DCAMPROP_TRIGGER_GLOBALEXPOSURE__DELAYEDのときに使用可能です。 |
参照
DCAM_IDPROP_TIMING_INVALIDEXPOSUREPERIOD
DCAM_IDPROP_TIMING_INVALIDEXPOSUREPERIOD
分類 読み取り/書き込みモード 値の型 説明
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この値は、トリガ入力から露光開始までに必要な時間を示します。構造上の問題で、すぐに露光を開始できないセンサがあります。遅延には様々な理由がありますが、このプロパティは、その時間だけを返します。 |
参照
DCAM_IDPROP_TIMING_MINTRIGGERBLANKING
DCAM_IDPROP_TIMING_MINTRIGGERBLANKING
分類 読み取り/書き込みモード 値の型 説明
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このプロパティは、露光の終了からトリガレディまでの時間を返します。 |
参照
DCAM_IDPROP_TIMING_MINTRIGGERINTERVAL
DCAM_IDPROP_TIMING_MINTRIGGERINTERVAL
分類 読み取り/書き込みモード 値の型 説明
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このプロパティは、トリガ入力を受け付けてから、トリガレディまでの時間を返します。 |
参照
DCAM_IDPROP_TIMING_READOUTTIME
DCAM_IDPROP_TIMING_READOUTTIME
DCAM_IDPROP_TRANSFERINFO_FRAMECOUNT
DCAM_IDPROP_TRANSFERINFO_FRAMECOUNT
分類 読み取り/書き込みモード 値の型 説明
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このプロパティは直前の画像取得の取り込み枚数を返します。一部のカメラのみこのプロパティをサポートしています。 |
参照
DCAM_IDPROP_TRANSFERINFO_LOSTCOUNT
DCAM_IDPROP_TRANSFERINFO_LOSTCOUNT
分類 読み取り/書き込みモード 値の型 説明
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このプロパティは直前の画像取得の取り込み失敗した枚数を返します。一部のカメラのみこのプロパティをサポートしています。 |
参照
DCAM_IDPROP_TRIGGERACTIVE
DCAM_IDPROP_TRIGGERACTIVE
分類 読み取り/書き込みモード 値の型 説明
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このプロパティはどのトリガの種類を設定できます。下記の値が定義されています: |
DCAMPROP_TRIGGERACTIVE__EDGE |
"EDGE" |
露光はトリガの立ち上がり、または立ち下がりでスタートします。 |
DCAMPROP_TRIGGERACTIVE__LEVEL |
"LEVEL" |
トリガがhighまたはlowの間、露光されます。 |
DCAMPROP_TRIGGERACTIVE__SYNCREADOUT |
"SYNCREADOUT" |
パルス間が露光時間になります。 |
参照
DCAM_IDPROP_TRIGGER_CONNECTOR
DCAM_IDPROP_TRIGGER_CONNECTOR
分類 読み取り/書き込みモード 値の型 説明
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このプロパティはトリガ入力のコネクタを選択できます。 |
DCAMPROP_TRIGGER_CONNECTOR__BNC |
"BNC" |
入力ピンはBNCコネクタです。 |
DCAMPROP_TRIGGER_CONNECTOR__INTERFACE |
"INTERFACE" |
入力ピンはインタフェースケーブルが使われます。カメラリンクとLVDSタイプのほとんどのカメラがこれをサポートしています。しかし、これはDCAM内でソフトウエアトリガ時に使用されます。 |
DCAMPROP_TRIGGER_CONNECTOR__MULTI |
"MULTI" |
入力ピンは、Multi I/Oピンです。 |
参照
DCAM_IDPROP_TRIGGERDELAY
分類 読み取り/書き込みモード 値の型 説明
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このプロパティは、ディレイの時間を設定することができます。 |
参照
DCAM_IDPROP_TRIGGERENABLE_ACTIVE
DCAM_IDPROP_TRIGGERENABLE_ACTIVE
分類 読み取り/書き込みモード 値の型 説明
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このプロパティを使用すると、トリガを有効にする方法を選択できます。カメラがこのプロパティをサポートしている場合、トリガ有効信号をカメラに入力できます。 トリガ有効信号は下記のいずれかの値を取ります: |
DCAMPROP_TRIGGERENABLE_ACTIVE__ALWAYS |
"ALWAYS" |
トリガは、トリガ有効信号に関わらず、常に有効です。 |
DCAMPROP_TRIGGERENABLE_ACTIVE__LEVEL |
"LEVEL" |
トリガは、トリガ有効信号がハイまたはローの間、有効になります。 |
DCAMPROP_TRIGGERENABLE_ACTIVE__START |
"START" |
トリガは、トリガ有効信号を受け付けた後、有効になります。 |
DCAMPROP_TRIGGERENABLE_ACTIVE__BURST |
"BURST" |
トリガは、トリガ有効信号を受け付けた後、決められた数分、有効になります。 |
参照
DCAM_IDPROP_TRIGGERENABLE_POLARITY
DCAM_IDPROP_TRIGGERENABLE_POLARITY
分類 読み取り/書き込みモード 値の型 説明
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このプロパティは、トリガ有効信号の極性を設定できます。下記の値が定義されています: |
DCAMPROP_TRIGGERENABLE_POLARITY__NEGATIVE |
"NEGATIVE" |
トリガの立下りまたはローレベル。 |
DCAMPROP_TRIGGERENABLE_POLARITY__POSITIVE |
"POSITIVE" |
トリガの立ち上がりまたはハイレベル。 |
参照
DCAM_IDPROP_TRIGGERENABLE_SOURCE
DCAM_IDPROP_TRIGGERENABLE_SOURCE
分類 読み取り/書き込みモード 値の型 説明
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このプロパティは、トリガ有効信号の入力コネクタを設定できます。下記の値が定義されています: |
DCAMPROP_TRIGGERENABLE_SOURCE__MULTI |
"MULTI" |
入力ピンはMulti I/Oピンです。 |
DCAMPROP_TRIGGERENABLE_SOURCE__SMA |
"SMA" |
入力ピンはSMAコネクタです。 |
参照
DCAM_IDPROP_TRIGGERENABLE_BURSTTIMES
DCAM_IDPROP_TRIGGERENABLE_BURSTTIMES
分類 読み取り/書き込みモード 値の型 説明
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このプロパティは、トリガ有効信号が入力された後に、受け付けられるトリガの数を設定できます。 |
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このプロパティは、DCAM_IDPROP_TRIGGERENABLE_ACTIVEが有効で、"BURST"に設定されているときだけ有効になります。 |
参照
DCAM_IDPROP_TRIGGER_FIRSTEXPOSURE
DCAM_IDPROP_TRIGGER_FIRSTEXPOSURE
分類 読み取り/書き込みモード 値の型 説明
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このプロパティは、露光がトリガ前に開始されるか、トリガ後に開始されるか設定できます。プロパティは下記のいずれかの値を取ります: |
DCAMPROP_TRIGGER_FIRSTEXPOSURE__NEW |
"NEW" |
露光はトリガの後に開始されます。 |
DCAMPROP_TRIGGER_FIRSTEXPOSURE__CURRENT |
"CURRENT" |
露光はトリガの前に開始されます。 |
参照
DCAM_IDPROP_TRIGGER_GLOBALEXPOSURE
DCAM_IDPROP_TRIGGER_GLOBALEXPOSURE
分類 読み取り/書き込みモード 値の型 説明
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このプロパティは、GLOBAL EXPOSUREのいくつかのオプションを選択できます。下記の値が定義されています: |
DCAMPROP_TRIGGER_GLOBALEXPOSURE__ALWAYS |
"ALWAYS" |
全ての露光でグローバル露光されます。この場合、センサはCCDまたはCMOSでグローバルシャッタです。 |
DCAMPROP_TRIGGER_GLOBALEXPOSURE__DELAYED |
"DELAYED" |
グローバル露光は、センサの露光開始から遅れます。この場合、センサはCMOSでローリングシャッタです。 |
DCAMPROP_TRIGGER_GLOBALEXPOSURE__EMULATE |
"EMULATE" |
グローバル露光はエミュレートされます。この場合、センサはCMOSでローリングシャッタです。しかし、トリガによって二つのフレームが足し合わされます。光源が短時間発光する場合、ローリングシャッタをグローバルシャッタとしてエミュレートできます。 |
DCAMPROP_TRIGGER_GLOBALEXPOSURE__GLOBALRESET |
"GLOBAL RESET" |
グローバルリセットが使われます。この場合、センサはCMOSでローリングシャッタです。しかし、リセットのタイミングが同時です。そのため光源はトリガ後に待ち時間無しで発光できます。 |
参照
DCAM_IDPROP_TRIGGER_MODE
分類 読み取り/書き込みモード 値の型 説明
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このプロパティはトリガモードを選択できます。下記の値が定義されています: |
DCAMPROP_TRIGGER_MODE__NORMAL |
"NORMAL" |
標準的なトリガモードです。DCAM_IDPORP_TRIGGERACTIVEが有効です。 |
DCAMPROP_TRIGGER_MODE__PIV |
"PIV" |
トリガはPIVを実行します。最初のフレームの露光時間は、DCAM_IDPROP_TRIGGERACTIVEで選択されます。 |
DCAMPROP_TRIGGER_MODE__START |
"START" |
トリガにより、インターナルモードが開始されます。 |
参照
DCAM_IDPROP_TRIGGERPOLARITY
DCAM_IDPROP_TRIGGERPOLARITY
分類 読み取り/書き込みモード 値の型 説明
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このプロパティは、トリガの極性を選択できます。下記の値が定義されています: |
DCAMPROP_TRIGGERPOLARITY__NEGATIVE |
"NEGATIVE" |
立下りまたはローレベル。 |
DCAMPROP_TRIGGERPOLARITY__POSITIVE |
"POSITIVE" |
立ち上がりまたはハイレベル。 |
参照
DCAM_IDPROP_TRIGGERSOURCE
DCAM_IDPROP_TRIGGERSOURCE
分類 読み取り/書き込みモード 値の型 説明
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このプロパティは、どのトリガソースを使用するか選択できます。下記の値が定義されています: |
DCAMPROP_TRIGGERSOURCE__INTERNAL |
"INTERNAL" |
カメラは自分のタイミングを使用します。 |
DCAMPROP_TRIGGERSOURCE__EXTERNAL |
"EXTERNAL" |
カメラはインプットトリガピンから入力されるトリガで動作します。 |
DCAMPROP_TRIGGERSOURCE__SOFTWARE |
"SOFTWARE" |
カメラはソフトウエアによって出されるトリガによって動作します。 |
DCAMPROP_TRIGGERSOURCE__MASTERPULSE |
"MASTER PULSE" |
カメラは自分のタイミングジェネレータから出されるトリガによって動作します。 |
参照
DCAM_IDPROP_TRIGGERTIMES
分類 読み取り/書き込みモード 値の型 説明
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このプロパティは、読み出し同期トリガモード時にトリガの回数を設定できます。このプロパティでトリガ数が指定されると、カメラは現在の露光を読み出して次の露光を開始します。 |
参照
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